いろいろな人のブログを読んでいると、初夢を見たなどという記事を見つけました。私は普段、夢はほとんど見ませんが(覚えていないだけでしょう)、今年は見ました。嫌な夢でした。
めったに見ない夢を見た
亡くなった父と母が一緒に出てきました。私が普段寝室に使っている部屋には出窓があるのですが、その出窓から母がすごく怖い顔をして私のことを睨みつけてこう言いました。
「お前は子育てに失敗した。子どもを育てる資格などないから、私がもらっていく」
そう言う母を父が後ろから止めておけ、と止めているのですが、寝室は2階にあり、ベランダなどはありませんから、人は立てません。夢の中でも父と母は死んだ人で、しかもとても怒っているため、私は怖くてたまりませんでした。子どもを取られる、と恐怖におののいていたと思います。
起きてみると、そんなに怖い夢でもなかった?
目が覚めるときも、飛び起きるという感じで久しぶりに嫌な夢を見たと思いましたが、目が覚めてしばらくすると、なぜあんなに怖いと思ったのか、不思議な気がしました。子どもを取られると言っても、私の子どもはすでに成人しています。
いくら祖父母の言うことでも、冷静に判断するでしょう。身体も私より大きいので無理に手を引っ張って連れて行こうとしてもできないと思います。
亡くなった人が私の家族を連れて行くと言ったことが嫌だったのか、自分で子育てを失敗したと思っているのか、それとも…などと、目が覚めてからもとめどもなく初夢について考えてしまいました。
初夢について考えると自分のことに気がついた
夢占いを信じているとかではありませんが、夢を見ているのは他ならぬ自分自身ですから、普段考えていることや感じていることは夢に反映されても不思議ではありません。思っている以上に今のこの状況が私は苦しいのかもしれません。
- 夫の弟が働けなくなって、我が家が住む街に帰ってくる
- 次女がもう引きこもって5年目になる
- 長女も漫画家としては芽が出ない
- 夫ももうすぐ定年だ
など心に引っかかることはいくらでも出てきます。私の実の弟も、せっかく結婚したのに病が判明してしまいました。そちらの方も心配したほうが良いのでしょうが、幸か不幸か、心に引っかかることが多くて、心配ができないというのが実情です。考えてみれば、今まで夢も見なかったのが、不思議なくらいです。
これからの1年、自分で自分が苦しいことを受け止めて、なるべく楽に乗り切れるように立ち回っていきたいです。来年の今頃は、ブログになんと書くでしょうか。できれば楽しい話題、嬉しい話題を書けると良いと思っています。