50代の不調いろいろ・滑液包炎

健康

私と夫は50代の夫婦ですが、基本的に大病はしていません。
でも、大病でなくてもいろいろな不調が出てくるようになりました。
ここ数年、夫が時折足が痛いと訴えるようになりました。

痛風じゃないといい張る夫

夫は尿酸値が高いです。通常尿酸値は7.0が正常値の上限ですが、夫は10.0あるので、いつ痛風発作が起きてもおかしくないといわれています。でも夫は、医者に行くと薬を定期的に飲まなくてはならないのがストレスなので、行かないと言い張っています。薬を飲むと、自由に飲酒ができなくなるのも辛いそうです。

でも2日前から夫はまた足が痛いといい出しました。
でも、痛むところが指先ではなくて、かかとだから痛風じゃないといっています。
そんな夫のために、長女が滑液包炎という病名を見つけてくれました。

滑液包は人間の関節などで、衝撃を吸収するための袋状のもので、中は液体が入っています。
普段は滑液包が体のいろいろな部分が擦れるのを防いでくれていますが、これ自体が炎症を起こしてしまうと、ちょっと関節を動かすだけで痛みが出るようになります。

夫は足のかかととアキレス腱の境目のあたりが、歩こうとすると引っ張られて痛むそうです。
足が伸びなければ、痛くないので、とても変な歩き方になってしまいました。人間は歩くときに、片足を前に踏み出します。すると後ろに残ったもう片方の足は伸びます。夫はそれが痛くてたまらないので、後ろ足を伸ばさずに歩いています。とても不自然です。まだ人型ロボットの方が歩行がスムーズです。

薬も酒もホドホドがよいけれど

昨夜、そんな状態でも痛風じゃないからと、夫はビールを飲んでいましたが具合が悪いときにビールを飲んでもおいしくないようで、10時前には寝室へ行ってしまいました。
今日ネットで滑液包炎について調べていたら、痛風が原因で起こることがある、と掲載されていました。やっぱり痛風じゃないのかな~と私は思っていますが、夫はやはり医者に行かないでしょうか。

薬は体に悪いからと嫌っている夫ですが、生活の質はどうでもよいのでしょうか。トイレに行くのもままならないのに、薬は体に悪いとか、ビールは飲みたいとかいっている夫に私は呆れています。

体内の滑液包に感謝!

会社の人たちにも痛がりながら歩く夫の姿は不評のようです。
そんなに痛いなら、半休でもとって医者に行って来い、と誰でも思うでしょう。
家族の私がそう思うのですから、当然です。

しかし滑液包などというものが体内にあることを私は今まで知りませんでした。
いろいろなものが私たちを支えてくれていることを、何の不調もない若いときには気付けませんでした。年を取ると、いろいろなことを知って、わかるようになりますが、それはきっと自分の大切なものと引き換えなのです。今日あたり、みなさんも自分の体内の滑液包に感謝してみませんか?

滑液包炎は関節の使いすぎでもなるそうです。やはり私たちも消耗品です。使いすぎて壊れてしまわないように、用心が必要です。

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