朝から曇天、寒さと暗さに負けてコタツを出しました。正確にはコタツはリビングに1年中置いてあり、テーブルとして使っていますが、今日はコタツ布団をセットして、コンセントも取り付け、コタツとして使い出したのです。
我が家のコタツのデメリット
我が家のコタツはサイズが大きく(天板が85cm×135cmくらいある)、私1人では布団を干すのも面倒なら、布団カバーを外して洗うのも大変な代物です。
その上、昔のような赤外線コタツではなく、コタツの中に小さなファンヒーターがあるような感じです。だからでしょうか。電気代がとてもかかります。我が家では夏も冬もエアコンをよく使いますが、圧倒的に冬の方が電気代がかかっています。
そしてコタツを出してしまうと、布団カバーをしょっちゅう洗えるわけではないので、何となくその周りが汚れるような気がします。掃除のときに、布団を上げないとラグの掃除ができないため、一手間増えるのも嫌です。
そのため、コタツを出してしまうと、何か負けてしまったという感じを覚えます。
あ~、コタツを出してしまった…春までこのまま生活しなくては。
毎年、こんなことを考えてしまいます。
布団を新調すれば、少しは改善される?
せめてコタツの布団がもっと軽ければ、もう少し頻繁に外して干したり洗ったりできそうなので、新調すれば良いのでしょうか。今のコタツ布団はコタツを購入した年に急いで買ったものです。
確か10年以上前だったと思いますが、その時はあまり大きなサイズのコタツ布団はホームセンターなどで売っていなくて、ネットで探して買ったのでした。ネットでも選択肢がなくて、好き嫌いなどは言えずにそれを買うしかありませんでした。
数年使ううちにすぐに布団はヘタり、汚れも目立つようになりました。今は厚手のカバーにすっぽり入れて使っていますが、何しろヘタっているので、カバーに入れにくくて、それもまたストレスになっているようです。
現在は大きなサイズのコタツも増えているようで、ホームセンターの広告などでも、我が家で使えそうなサイズのコタツ布団が紹介されていますから、今年は少し考えようかな~、と思っています。
ずっと使い続けているコタツのメリットとは
我が家ではコタツに入っても、コタツ布団のことを考える人は誰もいないので、私が新調するというと、まるで無駄遣いのように思われそうなのがシャクですが、これも少しでもコタツのデメリットを減らすためですから、必要な出費と考えたいです。
江戸時代にはコタツ開きの日があったそうで、現代の11月ごろだったと言います。昔のコタツは火事に直結するものだったため、わざわざ決まった日に使い出し、防火を願ったようです。
でも、私は江戸時代の人もコタツを使い出すと燃料代がかかったり、掃除が面倒になるためなるべく使い出す日を遅くしたかったのではないかと思っています。だって、江戸時代の家屋は今よりもずっと風通しが良くて、11月と言ったら結構な寒さだったのではないでしょうか。
暖かいけど、どこか面倒と思いながら、現代人も変わらずにコタツを使っている(しかも電気コタツまで開発している)のには、やはりコタツなりのメリットがたくさんあるからでしょう。頭寒足熱の言葉通り、足元が暖かいとそれだけで気持ち良いですし。
どうせ使うなら気持ち良く使って、コタツに感謝ができるように今年はコタツ周りの改善を頑張ってみようと思います。