マスクは頼みの綱ではなかった

コロナ

新型コロナウイルスに様々な変異株が見つかるようになりました。ワクチンの効果が下がるとも言われていますが、それよりも厄介なのは感染しやすく、若い人でも重症化しやすいことかもしれません。

屋外でマスクをしていても感染した例があるということで、もうマスクをしているから大丈夫とは言えない状況になっているようです。

マスクはお守りになっていた

もともとマスクはすべてを防ぐわけではありませんでした。それは私たちも知っていたはずです。ウイルスをすべて防げるマスクがあったら、呼吸が苦しくて、私たちはマスクをして長時間活動できないでしょう。

私たちは長い間のコロナとの付き合いで、気が緩んでつい希望的観測をしてしまったのかもしれません。マスクをつけているんだから大丈夫だよ、と。何かをお守りのような存在にしていないと、私たちはコロナとの戦いで、コロナに感染するより先に精神にダメージを受けてしまったでしょう。

マスクは、ウイルスを防ぐとともに、これさえつければ大丈夫という安心感も私たちに与えてくれました。だからこそ、マスク警察と呼ばれる人たちも出現したのでしょう。マスク警察は自分たちの体よりも、安心感を守りたかったのだと思います。

しかし、ここに来てマスクさえつけていればという時期は終わりになったようです。マスクが万能ではないとわかった今(もともとわかっていましたが…)、私たちはどうすれば良いのでしょうか。常識的には有識者たちが言うように、人との距離を十分に保ち、換気をして、後はなるべく家から出ないくらいしか方法はないように思います。

ウイルスは裏をかく?

私は今までのコロナの状況を見ていると、人間のやることなすことに対して、ウイルスがすべて裏をかいているように思えてなりません。

私たちはコロナに対抗するために、様々な手段を講じてきました。食事を一緒にするのはダメ、大声でしゃべるのはダメ、うがい手洗いマスクの着用、どれもみんな嫌と言うほどやっているでしょう。

中にはやらない人もいるかもしれませんが、このご時世ではそんな人は少数派です。皆、何らかの対策をしていると思います。人間の対策がもう少し功を奏してコロナの勢いが衰えても良いと私は思いますが、実際はそうではありません。

コロナのワクチン接種も始まっていますが、副作用の報告もあり、心配です。副作用が起きる確率とコロナに感染する確率のどちらが高いのでしょうか?どちらを選ぶのも私はごめんです。ワクチン接種が有効な対策だと太鼓判を押されるのには、もう少し時間が必要なようです。

流れに身を任せる方が…

私はもうウイルスごときに裏をかかれるのが不愉快でたまらないので、ウイルスに対して何もしないのが良いのではないかと思ってしまいます。ウイルス対策の方法をテレビで放送しているのを耳にするだけで(どれも意味のあることでしょうが、それでも感染者数は増え続けているため、効果は実感できないのです)、とても疲れてしまいます。

今から100年前のスペイン風邪が流行した時も、やはり有効な対策が打ち出せないまま、3年ほどで事態は収束に向かったそうです(皆が感染したため、集団免疫を獲得して流行が収まったようです)。

100年後の現在、コロナが流行りだした最初の頃、私はもっと有効な対策が打ち出されると思っていました。100年前に比べていろいろと進化しているのだから、医療も例外ではないだろうと思ったのです。

それが間違いだった、おごりだったと今はわかっています。人間はそんなに力のある存在ではなかったのです。もう、こうなったら流れに身を任せて集団免疫を獲得するところまで行くしかないと思う私は、少し疲れているのでしょうか。

マスクにはエチケットの小道具として、お守りとして存在してもらうとしましょうか。

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