免許の更新に行ってきました

生活

9月は私の誕生月です。今年は運転免許の更新があるので、早々に警察署に行ってきました。
年配の人もたくさん来ていて、警察署は大賑わいでした。『これじゃあ、書類が足りませんよ』『視力検査をしないと更新できません』などと大きな声で署員が叫んでいるのが、ちょっと小学校の教室のようでした。

いつまで運転する?

大きな声で叫ばれながらも、免許を更新するためにおとなしくいうことを聞いている、年配の人たちを見ていると、私も後何年運転ができるのかな…と考えさせられました。免許を更新するために、高齢者講習が必要な年齢になったら、できればもう運転はしたくありませんが、そのときの状況でどうしても運転が必要になっていることもあるのでしょうか。

運転免許は5年に1度の更新なので、どうしても年齢のことを考えざるを得ません。私は今年55歳になりましたから、次に更新するときは還暦です。その頃、私や家族はどうしているのでしょうか。主婦をしていると、同じような毎日が続くだけのように思いがちですが、こうして見ていると、毎日を振り返るきっかけは意外にたくさんあるものです。

今の生活はいつまで続く?

今は食料品の買い出しに、どうしても自動車が必要です。お弁当も作っているので、3日分くらいの食料を買うと、もう徒歩や自転車では運びきれません。還暦ならまだよいですが、その先はドンドンきつくなっていくような気がします。いつまでこんなことが続くのかと、結構暗くなって帰ってきました。

免許の写真も、さらなるショックを与えるような気がします。自分で思っているよりも、ずっと変な顔をしているのが免許の写真ですが、それは私だけのことでしょうか?

30代や40代の頃、免許の更新はそれ以上の意味を持っていなかったのに、今はこうしていろいろと考えさせられます。昔は高齢者の自動車事故も今ほど多くなかったようだし、時代のせいで考えてしまうのかもしれませんね。

せっかくできることが増えたのに、またそれを手放さなくてはならないのが、年を取ることだとしたら、結構切ないことです。この切ないことに私は耐えられるのか、とまで考えてしまいました。

自動車を運転してもしなくても、やはり切ないのではないでしょうか。

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