年賀状をサボっています

年賀状 タブー

もともと年賀状を熱心に書く方ではありませんでした。去年はとうとうサボってしまいました。

もともとはちゃんと出していました

ずっとちゃんと出していましたが、年々あまり意味を感じなくなってしまいました。
結婚した年には、結婚式の写真が入った年賀状を作りましたし、子どもが生まれれば子どもの写真を使って年賀状を作りました。夫と私の友人、知人、親戚に必ず一言添えて、住所と宛名は手書きで送ったものです。

夫は年賀状に興味がなかったようで、私だけが毎年、年賀状を作って、出していましたが、何年か経つうちに、年賀状をやり取りする相手の中には、絶対にパソコンの住所録に残っているという理由だけで、我が家に年賀状を出していると感じさせる人が出てきました。連絡を取り合うこともないし、年賀状に一言添えられていることもない、そんな相手です。そんな相手と年賀状をやり取りするのが段々と苦痛になっていきました。

そんな相手でも、1度年賀状を出してしまうと、止めるに止められなくなります。ここ数年、年賀状が来ないから、こちらからも出すのを止めようかと思っていると、思い出したように急に年賀状が届いてしまう、お互いにそんなことを繰り返して、嫌だなあと思っているのに、年賀状だけが続いていくことに、私は疲れてしまいました。

年賀状は強制ではないから、止めてもよい!

子どもの頃も、同じクラスの人に年賀状を出すときには、この人に出して、この人に出さないのは悪いかな、などと考えすぎてしまうことがよくありました。母は年賀状はきちんと出す人で、父にも必ず年賀状を出すように指示していました。父は49歳のときに脳卒中で倒れて、右手が不自由でしたが、それでもリハビリと称して、宛名を自分で書いていました。

そんな両親を見ていたため、年賀状を出さないことは、考えもしませんでした。でも、年賀状は郵便制度ができてから始まったもので、歴史も浅く、絶対にやらなくてはいけないことでもないような気がしてきました。直接会える人なら、顔を見て新年のあいさつをすればよいでしょう。

年賀状はなくても平気

中には、年賀状が連絡を取り合える、年に1度のよい機会になると考えている人もいるようです。でも、私は気が付いてしまいました。年賀状だけの付き合いなら、なくても平気だということに。

また、お互いにそれほど会う気もないのに「今年こそは会おうね」などと書くのも、嫌になってしまったのです。年賀状で宣言しなくても、会うときは会えばよいし、そうでないときは、何もいわないほうがよいのではないでしょうか。何もわざわざもう会いたくない、などというのでなければ、黙っていた方がよいと、私は考えます。

それに友人関係も縁が関係しているので、会えるときがくれば会えるのだと思います。会えないときは、縁がなかったのだな、と考えればよいだけで、何も年賀状に頼ることはありません。

今年も多分出さない

年賀状を出すためには時間もお金もかかります。家のプリンターで印刷をするとしても、インク代はかかっています。この諸々を考えて、とうとう去年は年賀状を出しませんでした。別に誰からも非難はされませんでした(当たり前)。

今年ももう12月21日です。元日に年賀状が届くようにするには、あと4~5日で年賀状を投函しなくてはなりません。今年も私は年賀状を出さないでしょう。忘年会スルーがあるなら、年賀状スルーもあってよいはずです。おせち料理は作っても、年賀状は出さない、それが我が家の年末の常識になりつつあります。

時間もお金も気持ちもすり減ってしまう年賀状は私には、無理難題です。

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