夫は地域の囃子連に参加しており、先日ちょっとした集まりがあるため、夕方から出かけていきました。数十年ぶりにお囃子で使うお面(”おかめ”とか”ひょっとこ”などです)をきれいに修復したので、展示会をしたのですが、それが無事に終わったため反省会と称して4~5人が集まって杯を交わしたのです。
転んだだけで大変なことに
ちょっとした集まりのため、囃子連の会長が自分で買い出しに出かけ、用意をしました。会長の奥さんも手伝いのために一緒に来て、買い出ししたものを運んだのですが、会場の神社(そこに囃子連専用の小屋もあります)に入るとき奥さんが転んでしまいました。
両手に荷物を持っていたせいで転び方がおかしかったのでしょう。痛みがひどいようで、時間外にもかかわらず近所の整骨院に電話をしてわざわざ開けてもらい、応急手当をしてもらったそうです。そこでの診断は大腿骨にヒビが入っているかもしれないというものでした。明日になっても痛みがひどいようなら大きな整形外科に行くようにとの指示まで受けたということです。
次の日診察を受けたところ、診断はヒビではなく骨折でした。奥さんは即時入院となりました。囃子連の会長は夫の同級生、奥さんはそれよりも少し年上なので60代の前半でしょう。よくお年寄りが家の中で転んで大腿骨を骨折と聞いたことがありますが、同年代の人にも起こりうるとは…改めて驚いたし、ショックを受けました。
運動不足でなくても骨折する
その奥さんは自動車免許を持っておらず、買い物も毎日のように歩いて行っていました。私は自分が骨粗しょう症と診断されたとき、運動不足も一因かと思いましたが、よく歩いていても骨が折れるときは折れるのだ(当たり前ですが)と実感しました。
それにしても、12月にはケガや病気などが身近によく起こるような気がします。3年ほど前の12月には私がいつも行っている理髪店の奥さんが、落とした洗濯物を拾おうとしてバランスを崩して、手をついたところ骨折してしまいました。
夫の父が交通事故で亡くなったのも、私の父が脳卒中で倒れたのも、夫の弟が脳梗塞で倒れたのもすべて12月でした。身体に寒さが影響しているのかもしれませんし、気忙しいのも原因なのかもしれません。
年末は気をつけるべき?
夫は奥さんが入院したとの知らせを受けて、こんなことを言っていました。
本当に年末はいろいろあるから、みんな気をつけないと!だから年末は嫌なんだよ
そして偉そうに私に床にものを置くななどと言ってきますが、我が家で大怪我をしたことがあるのは夫だけです。20年近く前に足の上にトラックのあおり部分(荷台の後ろの板の部分・開閉できるため砂利などを下ろす時に便利)を落として足の指を切断、1カ月入院しました。
それともその経験がとても嫌だったからこそ、私たちに同じ思いをさせたくないと、あえて口うるさく注意をしてくれているのでしょうか。まあ、今の私が転べば高い確率で骨折するでしょうから、なるべく気をつけたいと思います。