こんなブログ記事を読みました。「”怖い”何かが2階に住んでいる」実は私にも覚えがあるので、他人事とは思えなかったのです。
記事を書いているカナリさんは私と同年代の主婦ですが、家にいると誰もいないはずの2階から物音がすると言います。誰かが高いところから飛び降りているような音、カタカタカタという音や人が走るようなバタバタという音まで聞くそうです。
実は我が家でも
私は子どもがまだ小さかった頃、よく1人でリビングにいると2階で走り回るような音を聞きました。小さな足で走っているような音で、一瞬次女(当時3歳)が遊んでいるのかと思いましたが、音がするときはいつも午前中、次女は幼稚園に行っている時間でした。
他にも何かが床を転がっているゴロゴロという音がすることもありました。これは子どもがビー玉を転がして遊んでいたときの音にそっくりだったので、何かの拍子にビー玉が転がったのかと思いました。
しかし、2階に上がってみると、そんなものはどこにも出ていなかったのです。いろいろな音が聞こえましたが、長年同じ家に住んでいると、なんとなく原因がわかったこともあります。
原因はカラス?
それはドシンと飛び降りるような音です。これは2階にいるときにも聞こえてきました。何度も聞いていると、ドシンという音の後にトコトコと何かが歩く音がしました。そしてその後に「カァ~」という鳴き声も。そう、ドシンという音を出していたのは、カラスだったのです。
我が家は瓦屋根ではなく、スレート屋根です。どうも昔ながらの屋根瓦とは音の伝わり方が違うようなのです。2階にいるときは、よく聞いているともっと小さな足音(多分スズメです)まで、聞こえます。また、我が家の隣の建物は一時期倉庫として使われていました。荷物を車に積んで、ドアを閉めるときの音が我が家に響いていたとも考えられます。
音というのは、発生源から真っ直ぐに耳に届くわけではありません。だから団地やマンションの騒音トラブルは複雑になりやすいのです(みんな自分の真上の部屋や隣の部屋がうるさいと思いますが、実は斜め上の部屋が騒音の発生源だったということもあるそうです)。隣の建物の音が家の上から聞こえるように感じることもあるのではないでしょうか。
すべての原因がわかったわけではない
こうして原因らしきものが一部わかりましたが、決して全てスッキリしたわけではありません。特にビー玉が転がるような音は原因がわからないまま、まったく聞こえなくなりました。この音は娘たちも聞いているので、私の気のせいだとも思えません。
家で音がすると言うと、新築の家は材木が水分を多く含んでいて、それを吐き出しているからギシギシと鳴るんだよと言われたこともあります。しかし、我が家で聞こえる音はそれとは違うように思うのです。確かに今は音がそれほど気になりませんが…
まあ、日本の昔ながらの妖怪に家鳴りというのがいるくらいなので、家から得体のしれない音がするのはある程度仕方のないことかもしれません。
カナリさんのブログ・カナリダイアリー「からの巣症候群」には他にもいろいろな意味で怖い話が載っています。キャー怖い、ではなく、後からジワジワと怖くなるので、ぜひ読んでみてください。それにしても、いろいろな人がいろいろな思いを抱えて生きています。怖い体験もまた、人の数だけあるのですね。
私はなぜか怖い話に惹かれます。いろいろな人に怖い話を聞きたいな、と思っています。
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