食事中に気になる音はいろいろあるでしょう。咀嚼音はよく問題になっているようですね。私の夫は咀嚼音は全くしませんが、カレーなどを食べるときのスプーンの使い方がうるさいのです。
スプーンと皿のぶつかる音！
我が家では陶器のお皿にカレーを盛って、金属製のスプーンを使います。この組み合わせで食べると、夫はものすごい音を出すのです。カチャンカチャンカチャンとひっきりなしにスプーンがさらにぶつかる音がして、終いには皿にヒビがはいるのではないかと心配になるほどです。
以前一度うるさいと言ったことがありますが、文句を言い返されるだけなので、我慢していました。それが昨夜はまた一段とうるさくて、もう逃げ出したいような気持ちになっていたら、長女がとうとう文句を言いました。
もともと長女は幼いころから音や光には敏感で、刺激を嫌がっているようでした。仕事から帰ってきて疲れているときに、金属のスプーンの音は耳障りだったのに違いありません。長女が一言文句を言うと、見事に音は止みました。
自分はうるさくないのか？
本人は気分良く食事をしていたようですが、あれで自分はうるさくないのかがとても不思議です。金属のスプーンを使うのも良くないとは思っていますが、使っているスプーンは私たちの結婚式の引出物だったものです。
思い出の品だから使っていたのですが、そろそろ30年経つので、いい加減もっと軽くて音の出にくいものを探してみようかと思っています。
一時期夫は、ビールを飲んで大きなゲップをすることに熱中していました。最初は私も娘たちもすごく嫌でした。気持ち悪くなって、食欲が落ちる程でしたから、もちろん文句を言いましたが、夫はまったく改めてくれませんでした。
人間ですから、絶対にゲップをしないわけにはいかないでしょう。しかし、夫は明らかに楽しんでゲップをしていました。最近は飽きたからしていないのだと思います。そんなときに、スプーンの音が大きくなってきたのです。
どうも、私たちが文句を言うのが、一種のコミュニケーションだと思っているようです。しかし、無視していると、やめるかと言えばそうではなく、自分が飽きるまでは続けるのです。
これはいつまで続くのか、考えると嫌になってきます。こんなことの積み重ねが結婚生活なのだと思うと、本当に結婚は大変です。誰でもみんな大変なのでしょうか。そうであると、信じたいような信じたくないような…
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