5月の始まりの昨日は、春とは思えない冷たい雨でした。先週の水曜日から足の痛みを訴えだした夫。珍しく自分から医者に行くと言いだしましたが…
診察は受けられなかった
ところが、何かあるとお世話になっていた近所の医院では、コロナ禍のせいか午後の診療時間が短縮されてしまいました。そんなことは予想もしていなかったので、その日は診察を受けられず、そのまま連休に突入してしまったのです。
その後、夫は仕事はもちろん、自治体の堀さらい（毎年この時期に行います）まで普段どおりに参加。いくらなんでも無理し過ぎではないかと心配していたところ、不安は的中してしまいました。今までは2~3日でピークを越えていた痛風発作が今回は収まるどころか、痛みが強まり、トイレに行くほんの少しの間も我慢ができなくなってしまったのです。
もう普通に歩けない、これでは仕事にならないと悟った夫は、自分から職場に今日は休むと電話をかけました。そしてまだシフトがちゃんと決まってなかったことも手伝い、夫は三連休が取れることになったのです。
夫を見ていると恐ろしかった
夫の職場（特に夫のいる部署）では、そもそも連休が取りにくく、お盆の休みもお正月の休みもありません。旅行に行くときに有給休暇を申請しても今まで三連休がとれたことはありませんでした。
コロナ疑いで自宅待機をしていたことはありますが、そのときはトイレに行くくらいは苦痛を伴わず普通にできましたから、今回の方が大変だったと思います。土曜日、思いあぐねた夫はついにはってトイレに行きましたが、それでも痛いことに変わりはなかったようです。それほどの痛みのせいで、睡眠もきちんと取れなくなりました。
私は、痛風の発作が原因で死ぬことはないだろうとは思っていましたが、見ているだけで恐ろしかったです。トイレに行くためにはっている夫には、鬼気迫るものがありました。
このままどうなってしまうのか、という不安もありましたし、これだけ苦しんでいても何もできない無力感もありました。また、鎮痛剤を勧めても、夫は痛風には飲んではいけない鎮痛剤があると主張して決して飲もうとしませんでした。
確かに痛風のときに飲んではいけない鎮痛剤がありますが、痛風発作で痛みが激しいときは医師も鎮痛剤を処方します。ネットで調べれば、飲んでも大丈夫なものがわかると伝えても、夫は聞く耳を持ってくれませんでした。
このことで私は夫に対してもかなり無力感を抱きました。そんなに薬を飲むのが嫌なら、薬を飲まなくてはならない状況を作らないで欲しい、痛い痛いと騒がないで欲しいと心の底から思いました。夫も痛くて大変だったでしょうが、私も不安と無力感に悩まされた3日間となりました。
無事に出社できたけど…
当分仕事に行けないのではないか。夫自身も娘たちもこう考えていたようですが、三連休の最終日、昨日（5月1日）になったところ、急に痛みが軽減して、足を引きずりながら何とか歩けるようになりました。トイレに行くときの大騒ぎもなくなり、今日（5月2日）は無事に出社することができました。
昨日とは打って変わった良いお天気になって私の気持ちも明るくなりましたが、何だかとても疲れてしまいました。朝から身体が重いし、節々が痛いです。まるでカゼを引く前のような状態に思えます。これって本当にカゼを引くんでしょうか。それともストレスのせいでしょうか。
とにかく、この機会に本格的に痛風の治療に取り組んで欲しいです。もう、医者に通うのが面倒くさいとか薬を飲みたくないとか言わないでもらいたいです。痛風の発作はかなり頻繁に起こるようになっています。確実に状態が悪くなっているのでしょう。
そして夫は、薬は飲まないけど、湿布は貼るとか、本当にもうわけがわかりません（湿布はわざわざ買いに行きました）。しかも、湿布なんて全然効かないと怒るし。湿布だけで痛風の痛みが収まるなら、誰も苦労はしませんよね。
よろしくお願いします。
