具合の悪い時に、私がお勧めする食品2つ!食事の原点に戻れるものとは?

生活

コロナのとき、私も発熱して簡単なものですら料理をするのが難しくなりました。そこで娘たちにすぐに食べられるコンビニのサンドイッチやおにぎり、チルド食品などを購入してもらいました。しかし、普段憧れているそれらの品々(普段から私はしょっちゅうコンビニでサンドイッチが買いたいな~、などと考えていました)は、具合の悪いときには美味しいと感じられなかったのです。

誰にでも好まれる少し濃い目の味付けのものは、身体が弱っているときには受け入れがたいものだったようで、せっかく普段憧れていた品々なのに楽しむことができませんでした。また、発熱したときには、プリンやゼリー、アイスなどを食べる人がいるようです。普段私は甘いものが大好きなのですが、それらのものを食べる気持ちにはなれませんでした。喉が痛い、咳が出るなどの理由で飴などをなめ続けた結果、口が甘くなってしまい、甘いものは要らない、欲しくないという気持ちが強くなったのだと思います。

私が具合の悪い時に食べられたもの

私が具合の悪い時に食べられたのはお餅でした。焼いた餅に醤油をつけて海苔を巻いた磯辺巻きを食べていました。具合が悪い時に、自分で自分のためにおかゆを作る気にはなりませんでしたが(冷やご飯から作れば、おかゆはあっという間にできますが、それでもじれったくて作る気になりませんでした)、磯辺巻きならなんとか作ることができました。

個別パックになっていれば、お餅はとても日持ちがするし、夫が大好きなため、冬はいつも買い置きがしてありましたから、もうなくなるかも…などと心配することなく、食べることができました。ただ、餅は喉に詰まる危険性があります。私の伯父も餅を喉に詰まらせたことが原因で亡くなりました。咳などが出ている人は注意しなくてはならないでしょう。

次女はおかゆが良かったそうです

次女はやはり、おかゆが一番食べやすかったそうです。次女がおかゆが必要なときは、私はすでに回復しており、作ることができました。お米なら大体の家に買い置きがあるし、食べる人の状態に合わせて、水分の量を調節することもできるのが便利だと思います。非常時に備えて食品を備蓄するなら、お餅やレトルトのおかゆが良いのではないでしょうか。

元気なときは食事の味付けのことばかり気にしていましたが、具合が悪い時は凝った味付けがしていないことがありがたいこともあるのだと、今回のコロナ騒ぎで久しぶりに思い出しました。

私は今まで、家族が具合の悪い時、食事はどうしたら良いのかと迷うことが多かったです。いくら具合が悪くても、おかゆだけなんて回復が遅れそう、何だかそっけないと思ったこともありました。だから、あれこれ食べ物を勧めてみたりもしたのです。しかし、人間誰でも最初は離乳食のおかゆから食事が始まります。具合が悪いときこそ、食事の原点に還るべきかもしれません。

具合の悪いときは、餅やおかゆをお勧めします。もっと味のするものが食べたい、と思ったときは、すでに回復している証拠ですから、そのときに用意をしても遅くはないと思います。

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