先日、旧ツイッターに「自分の食べたいものがわからなくなっているとき、人は相当疲れています。まずは休んでください」という内容の投稿がありました。『へぇ~、わかる気がする』などと思いながら読んでいましたが、よく考えると私はかつて直接同じ内容のことを言われたことがあるのです。
次女が中学生の頃(今から10年以上前です)、PTAの役員をやっていたことがあります。役員の中に看護師さんをしている人がいて、その人から真顔で言われたのです。
自分だけのお昼のためにコンビニに行ける?
ちょうどそのときは、お昼近い時間でした。1人の役員(専業主婦でした)が「帰りにコンビニに行って、お昼を買おう。久しぶりだな、何が良いかな?」と何回も言うのです。それがとても楽しそうだったため、つい私も反応してしまいました。
最初、私はお昼に待っている家族がいるのかと思いましたが、そうではなく、彼女は自分のためにコンビニに行って食べたいものを自由に買うのが楽しいと言うのです。
わざわざ自分のお昼のために、コンビニに寄るの?面倒じゃない?私、特に食べたいものなんてないし、お昼にわざわざコンビニには行かないかな…
私のこの言葉に看護師をしている女性は「それは危険かもしれないよ。食べることって誰にとっても楽しみなのに、それを面倒だと感じるなら、うつ病の可能性もあるんだよ」と言ったので、私はかなり驚きました。
食べれば食べられるけど、何が食べたいのかわからない…
私だって空腹の状態が好きなわけではなく、空腹を満たすためには何かを食べなくてはいけないことは重々承知しています。そして、何かを食べるなら、できればあまりまずいものではない方が良いとも思っています。
お腹は空くから胃腸はきちんと動いているのだろうし、食べ物を口に入れたらそれなりに美味しいと感じます。ただ、いくら考えても、自分が何を食べたいかパッと浮かんできません。だからお昼は残り物で済ませようということになります。
残り物は食べきらないとムダになります。だから、食べなくてはいけないという理由ができ、四の五の考えることなく食べることができます。私だって、残り物が大好きで食べたいと思っているわけではありませんが、何を食べるかを考えずに済むから楽なのです。
30年以上もこんな感じ
私は一体いつ頃から、自分が何を食べたいのかがわからなくなったのでしょう?これはまだ会社員をしていたときからのような気がします。このブログにも書いたことがあったと思いますが、25歳のある日のお昼間近、いつもなら早くお昼にならないかな~、と思うはずなのに、その日に限ってまるでお腹が空きません。
いざ昼食の時間になってもまるで食べることができず、一緒にいた人に「どうかしたの?」と心配されるほどでした。その頃から、急に何を食べたいとか、あれが美味しそう、と思わなくなりました。誰かと食事をしても、飲みに行ってもそれほど楽しくなくなりました。
その後ですぐに結婚・出産をしたため、その他のことが忙しく、食べることには気が行かなくなりましたが、ここでまた、ちょっと気になるようになったのは、私にも多少は余裕が出てきたからかもしれません。。
投稿のように私は疲れているのとしたら、いつまで休めば回復するのか知りたいですが…もう30年以上、この状態です。こんなに長い間、私は疲れっぱなしなのでしょうか。まさか、看護師さんに言われたようにうつ病、などということもないと思いますが、本当はどうなのでしょうか?