昨日医療費が高額なことに驚いたという内容の記事を書いたばかりなのに、また近所の医院に行ってきました。我が家の次女(6年間も引きこもり生活を続けています)がコロナに感染したことがきっかけになったのか、やたらと不安を訴えるようになり、私の手に負えなくなったのです。
不定愁訴のオンパレードだった次女
食欲がない、無理に食べると苦しくなる、動悸がして胸が苦しい、夜よく眠れない、朝寝起きに寒気がしてまったく動けない、不安感(自分がこのまま死んでしまうのではないか、などと感じたようです)が強いなど、次女の訴える症状は様々でした。それを黙って私は見守るしかなく、次女の言葉を聞くように努めてきましたが、少し調子が持ち直したかと思うと、グンと沈み込んでしまうことを繰り返していました。
次女の言葉に耳を傾ける役割は私だけで(夫や長女には次女は何も言いません)、このままでは次女も私も身動きが取れなくなってしまうと思いました。そこで、第3者の存在が必要だと思い、普段から診察してもらっている医師に次女も診てもらおうと思ったのです。
現在の医師の父親もまた医師であり、次女も赤ちゃんのときには父医師によく診察をしてもらいました。看護師や事務員はその頃からの人が残っており、次女も通いやすいのではないかとも思いました。
専門が内科と消化器内科の医師なので、次女を連れて行っても良いものかとも思いましたが、まず不安な部分をすべて検査をしてもらい、必要ならば治療をしてもらううちに大きな不安を小さくすることができるのではないかと考えました(多分、不安というのは完全になくすことはできないでしょう)。
不安を訴える次女の姿は、かなり精神的なストレスが作用しているように私には感じられましたが、コロナの後遺症という可能性もまったくないとは言えません。とにかく肉体のトラブルの可能性はない、とはっきりさせることで、次女も精神的なストレスにも向かい合うことができるような気がしたのです。
キチンと検査をしてもらった次女
次女が診察を受けるのだから少し早いけれど、私も一緒に診察を受けて薬をもらってこようと思ったのです。私の診察時に医師に次女について話すこともできました。私の診察は相変わらず3分診療でしたが、次女はかなり長いこと話を聞いてもらい、その日のうちに尿と血液の検査、心電図の測定をしてもらいました。
結局、次女は抗不安薬と当帰芍薬散を処方されました。どこかに異常があるというよりは、ストレスで固く血流が悪くなった身体を和らげようという意図があるのかな、と思いました。また、検査の結果を聞きに行かなくてはなりませんが、それまでに少しでも次女が楽に生活できるようになってくれれば良いと思います。
久しぶりに見た1つの部屋にいる長女と次女
昨日、医院から帰宅した私と次女と長女が同じ部屋にいて、ちょっと笑い声なんかも出たりする時間がありました(これは数年ぶりでした)。何だか昔の我が家に戻ったようで、それが結構嬉しかったです。そんなことで嬉しくなるなんて、私の精神も結構ダメージを受けていたのかもしれません。思えばメンタルクリニックに通院させることを断念してから、再び外部の力を借りようとしたのは久しぶりです。
この先はどうなるのか、あまり期待せずに平常心でいきたいと思います。