ブログを読む時に、自分と同年代の人のものを読むことが多いです。それで偶然にも実年齢よりも老けて見られて嫌だったという記事を2つ続けて読みました。例えばこちらの記事です。「70代に間違われた私の容姿」
見た目年齢は日々変化する
akariさんとおっしゃる方の記事ですが、私は他人事に思えませんでした。
私は中高年の人たちの見た目年齢は日々変化しているように思います。その日の体調や気持ちの持ちよう、光線の具合(照明の種類によって、顔色はかなり違って見えると思います)で、若く見えたりとても老けて見えたりしているように思うのです。
夜、窓ガラスに写った顔を見て衝撃を受けたことがある人は少なくないと思います。私自身、その顔を見て死んだ実家の母が出てきたのではないかと思ったことがあります。
見る人の思い込みも
後は見る人の思い込みというのも大きいと思います。姿勢が良くて引き締まった身体つきをしていると勝手に若い人だと思ってしまうことが私にはあります(だからその人が振り向いたときに勝手に驚いたりします)。
それから、白髪は年配の人の証拠だと思っているところもあります(白髪染めが面倒なので、自分でもこの意識を変えたいです)。
実年齢よりも老けて見られることは(若く見られることもですが)、見る人と見られる人の偶然の一致なのでしょう。私もこの不幸な偶然の一致で、30代の頃に娘を抱いて撮った写真を「これはお祖母ちゃん?」と聞かれたことがあります。
愉快なことではありませんが、こうして若く見えたり老けて見えたりを繰り返しながら、本当に年を取っていくのではないでしょうか。
芸能人はいつまでも若いと思っていましたが、テレビカメラの性能が上がったためか、よく見るとそうでもなかったな、と思うことが増えました。でも、これは自分と同年代の人たちがいつまでも若い人と変わらずにがんばっているんだな、と実感できるので、心温まる機会が増えたということもできます。
精神が追いついていない?
私は昭和39年生まれですが、当時の映像などを見るととても昔なので驚きます。歴史の1ページという感じです。自分が年を取っても当然だし、かえって年を取っていなければ怖いと思いますが、それでも老けたな、と自覚するのが不愉快なのには理由があります。
私は外見に比べて内面は年齢の影響を受けにくいことも、老けたと自覚することが嫌になる原因だと考えています。例えば20代の中身に50代、60代の容れ物は厳しいと感じるはずです。
先日まで柴咲コウさんが「35歳の少女」というドラマをやっていましたが、10歳の精神に35歳の肉体はもはや残酷です。
私ももう少し精神を成長させて、何歳に見えようと動じない人間を目指します。難しそうですが…
自分の都合で若く見せたり、老けて見せたりできるような域まで達したらそれはそれで便利かもしれませんね。
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