田舎にはよくある話?自治会は未来のために、神社との深い関係を切るべき!

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最近、自治会はない方が良いという意見を耳にすることが増えたようです。先日も私よりもかなり年長のご近所さんがそう言っていました。

しかし実際には自治会をなくしてしまうと、今でも住民同士の繋がりが薄れているのがさらに薄れるのではないかと恐れている人もいます。私も完全になくしてしまうと、災害時に助け合うことができないとか、ゴミ集積所の管理が難しくなるのではないかと思っています。

今のままではいけない!

ただ、自治会を存続するにしてもなくすにしても、今のままではいけないような気がします。自治体をなくすなら、ゴミ集積所の管理や公園などの草刈り、街灯が切れたときに蛍光灯を取り替える作業などをどうするのかをよく話し合い、場合によっては市役所などの手を借りる必要があるでしょう。

そして存続するなら他の団体と癒着せず、あくまでも自治会は独立した存在であるようにするべきです。

私が住んでいる地区では、神社(氏神様)と自治会が深い関係です。自治会の会員であればみんなその神社の氏子になります。だから自治会費には神社の御札の代金が含まれているのです。自治会にはいろいろな役員がありますが、当地区には神社に関する役員もあります。

自治会の役員を選出するときに一緒に選出されるので、ただでさえ厳しい役員の選出がもっと大変になります。

新しく当地区に引っ越してきた人にはとても信じられない話のようです。それはそうでしょう。自分で希望もしないのに、神社の氏子として金銭を徴収される上に、もし神社の役員になったら無料奉仕をしなくてはならないのです。

本来の自治会の役員と合わせると、かなりの年数を自治会のために使わなくてはなりません。だから、当地では新たに引っ越してきた住人が自治会に入りたくないと言うことが多いのです。

自治会は利用されている?

自治会に入る人の減少、自治会の消失で神社にはいる収入が減ってしまいました。すると、神社の宮司さんからは「神社の運営が大変で、このままではやっていけないかもしれません。ぜひ、お祭りのときにはお祝いを出してください。そして金額も増やしてください」との声明が出たのです。

考えすぎなのかもしれませんが、この声明からは神社が自治会を利用しているように思えます。確かに神社が心の支えになっている住民もいることでしょう。しかし、全住民がそうだとは限りません。

そこに住んでいるからと、自治会の力を借りて一律に御札代を取り、仕事まで課すのはおかしな話です。お寺(当地区の多くの住民が檀家となっている)は独自に活動をしており、自治会とは関係を持っていません。神社も独自に活動をした方が文句を言う人が減るだけ、良いのではないでしょうか。

次世代に託したいならそれなりの努力が必要では?

もし、自治会を存続して次世代に渡したいと思うなら、次世代の人たちがこれならできそうだと思える自治会、もしくはどうしても生活に必要だと思える自治会にしなくてはならないでしょう。

当地区にも自分は何の疑問もないから、今のままでも良いと思う人がいるようです。しかし、将来自分の子どもに託すことを考えると、少しでも託しやすくした方が良いのは間違いありません。

まあ、自治会がなくなるならそれでも私は構いませんが…災害時には覚悟を決めて、自力で頑張ることにします。前にも書いたと思いますが、自治会がなくなるならお役所にもっと頑張ってもらいたいです。

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