私は掃除にダスキンのモップとダスター(雑巾って言えばいいのか?)を使ってきました。この家に引っ越してきてから、30年以上ですが、そのほとんどをダスキンのモップで掃除してきたのです。
ですから、使い心地は悪くありません。使い捨てのシートのようにゴミを増やさないのも、とても良いと思っています。
けれどとうとうダスキンを解約します。先日、モップの交換があったので、そのとき直接担当者に今回限りで解約をしたいと伝えました。
毎月1,450円支払うのがもったいない…
今まで便利に使ってきましたが、ダスキンは無料ではありません。私がレンタルしているモップとダスターには、毎月1,450円かかっているのです。使い出したころに比べて、200円くらいは値上がりしています。
それにこれはどなたかのブログを読んでいて気づいたのですが、ダスキンって交換が付きに1回ではなく、4週間に1回。ですから、年に13回の支払いが発生します。私の場合は年に18,850円支払っていることになります(これが30年以上積み重なっていると考えると怖い…)。
突発的に夫から「ウチにはお金がないんだよ」と言われる身としては、結構な金額だと思います。
ダスキンの担当者からは、「(モップやダスターを)とことん使って、汚してから返却してください」と言われていました(まあ、支払い金額分は使ってね、ということでしょう)。
納得できるほど使いきれない
確かに交換日が近づくと、普段は行き届かないところを掃除する習慣ができましたが、これが月によってはうまくいかないことがありました。
忙しかった、疲れていた、交換日を忘れていた…など、様々な理由がありましたが、自分としては返却するのがもったいないと思うモップやダスターを見る度、心が痛み、ストレスになりました。
毎月交換の前には、掃除で忙しくなるし、なるべくお釣りがないように現金をそろえなくてはならないのも、地味に負担になりました。交換日に家にいない場合は、使い終わったモップ、ダスター、現金を1つにまとめて外に置いておくなどの手間もかかります。
文字にすると大したことがないように感じる人もいるかもしれませんが、これを忘れないように、と考えるだけでも、私は負担を感じるようになってきたのです。これが歳をとったということなのか…
28年前のリベンジ?
実は次女を妊娠中(今から28年前)に解約を申し出たことがあったのですが、そのときの担当者にすごく引き留められて、解約できませんでした。
「妊娠中で掃除機をかけた後にモップをかけるのがしんどいから辞めたい」と伝えると、こんなことを言われました。
無理して掃除機なんてかけなくていいのよ。ダスキンのモップだけでも十分に埃はとれるから。
「市販のドライシートを挟んで使うワイパーの方が軽くて使いやすい」と伝えると、「ダスキンでもコンパクトなタイプが出たのよ」と言われました。まさに、ああ言えばこう言うという状態です。私は『もう、いいや。そんなに悪い商品でもないし…』と思い、解約を諦めてしまったのです。
諦めたとは言え、自分の意志でダスキンを使い続けることを選んだわけですから、私はなるべく自分の選択は間違っていなかったと思いたかったのでしょう。今までこのことを思い出すこともありませんでしたが、今回解約する段になって、当時の記憶が蘇ってきたのです。
今回はすんなりと解約を受け入れてもらい、本当に良かったです。どんなことでも、始めるときは歓迎されますが、辞めるのは大変です。本当に、何かを始めるならよくよく考えないといけないですね。
今は清々しい気持ちでいっぱいです。


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