最近、自分の爪の異常について記事にしてきました。
爪がおかしいと思ったとき、まず私がしたのは写真を撮って検索して、病気があるならどんなものなのか、見当をつけることでした。しかし、なかなか同じ症状の画像を見つけることができず、病気の見当もつかず、モヤモヤしたまま医者に行ったのです。
重い腰をあげて行った医者でしたが、そこでも原因は不明と言われ、余計にモヤモヤしてしまいました。ネットでもよく言われていますが、体に異常があるときのサインとして爪に異常が現れるそうです。夫も私の爪を見て、最初にそれを心配しました。彼はいつになく真剣な顔で「小さな場所だからってなめるな!早く医者に行った方が良いよ」と言ったので、私も医者に行く気になったのです。
自分と似た症状の人を見つけるだけで、ホッとした
結局医者に行っても、モヤモヤしたままでしたが、こんなブログ記事を見つけて、少しホッとしました。
ブログを書いているのはグリコール・グリコさん。私と同年代の女性です。グリコさん(グリコールさんと言うべきか?)も医者に行きましたが、これ、という病気は見つからなかったようです。ただ、爪を作る根本の部分になにか不都合があって、正常な爪が作られなくなった、という説明はほぼ私への説明と一緒だったため、とても親近感がわきました。
グリコさんの場合は異常に波打った爪が作られてしまい、私の場合は爪そのものが作られなくなってしまったわけです。その理由がわかれば、対策の取りようもありますが、グリコさんも私も医者からの説明は手荒れを防ぐ、というような大変ざっくりしたものでした。
加齢のせいだと認めるしかない!
手荒れを防ぐためには、家事をしないのが一番ですが、そういうわけにも行かないのが現実です。しかも私は、一応皿洗いのときにはゴム手袋をつけています。冬はお風呂の掃除のときもつけます。
草むしりなどで手が土で汚れる機会は人より多いかもしれませんが、それだって冬にやるわけではありません。それに私は多少手が乾燥するものの、手荒れが気になったことは最近でもないのです。
それなのに、こんなことになるのは、もう加齢のせいではないでしょうか。清潔がどうの、保湿がどうのと思い悩むよりも、加齢のせいだから仕方がないと思った方が、私は気持ちが吹っ切れるような気がするのです。
考えてみれば、私の母も今の私の年よりも若かった頃(50代前半だと思う)、ダンボールで手指を切った後、細菌に感染して、腫れ上がってしまいました。慌てて医者に行ったところひょう疽(手や足の爪の周囲に起こる炎症で痛みがひどい。母は指が腐っていると言われたそうです)と診断されました。
そのとき、母はかなり落ち込んでいましたが、今考えると50代だからこそ、ひょう疽になってしまったのかもしれません(40代なら大丈夫だったのかも…)。
不調は末端から来るのではないか
これは私の勝手なイメージですが、加齢による不調の数々は体の末端からやって来るのかもしれません。体の中央には大切な部分がたくさんありますから、そこを守るためには末端は切り捨てても良いと体の方では考えているのではないでしょうか。よく体の冷えも末端が冷えているうちはまだマシなのだと言います。本当に深刻な冷えは体の中央(内臓とか)を冷やしてしまうのだそうです。
そう考えると、爪なんて本当に末端だもんな~、切り捨てられても仕方ないよね、と思えてきました。しかし、グリコさんの記事は2019年のものです。現在爪はかなりキレイになっています。これからはオイルを塗ってもっとケアをする予定とのこと。それを知ると私にも俄然希望が湧いてきます。私の爪も半分ほど新しくなっているので、まだあと少し、頑張ってもらうことにします。
グリコール・グリコさんのブログには他にも50代女性の体について赤裸々に語っている記事が多くあります。これからも、続けて読んでホッとしたいと思っています。やはり同じ思いをしている人の体験を知るのは心強いことなのです。