昨日、就寝時間になったので寝室に行こうとしたら、夫はテレビを見たまま動こうとしません。NHKの映像の世紀を見るのだと言います。
音のボリュームがとても大きいように感じたので、「ちょっと大き過ぎるよ。もう少し小さくして」と言ったところ、とても反発されたので私も反発し返しました。
やはりテレビは一人で見たいと思ったが
私が反発と感じた夫の言葉は「みんなが話していると、うるさくて番組に集中できないから」と言うもの。夫はみんなと言いますが、部屋には夫以外私と長女しかいませんでした。つまり、私と長女がうるさいというのです。
長女は昨日仕事から帰ってきて、夕食を食べたのが9時半ごろ。夫はテレビを見続けていたので、それは私と喋りますよね。ただ、別に普通の世間話程度のことで、特に盛り上がったりはしていません。
テレビを見ている夫にずっと話しかけたというなら、うるさいと思われても仕方がないですが、私と長女が少し話しただけでうるさいなら、もう1人でテレビを見れば良い!リビングにいなければいい、とまで思って気が付きました。
我が家では夫も私も個室がない…
長女と次女には個室があって、何か不愉快なことがあっても部屋にこもって一人になることができます。しかし、夫と私にはそれができないのです。
夫にこそ個室が必要では?
考えてみれば、人間は誰でも一人になる時間が必要です。結婚するまではそんな時間を夫も私も確保していたのに、結婚して子どもが産まれてからは、一人の時間なんてなくなりました。
それでも私は子どもたちが学校に行っていたころは、平日の昼間は一人で過ごすことができました。しかし、今や家にはいつも自分以外の誰かがいます。
夫にしてみれば、結婚してからの34年間、家に帰れば必ず私がいるのですから、たまには一人になりたい、テレビをゆっくり見たいと思っても不思議ではありません。
ただ、この家を建てるとき、私は個室が欲しかったのですが、夫はそれを激しく拒絶しました。
「どうしてお前は家族団らんを嫌うんだ。個室に閉じこもっているお母さんなんて、聞いたことがないよ。そういう気持ちじゃ困るんだよ」
それで今、夫自身がイライラしているのですから、世話はありませんね。
それに個室がないと、自分の好きなテレビ番組を楽しめないだけではありません。感染症対策ができないのです。
感染症対策にも…
2022年の暮れ、我が家は一家全員でコロナに感染しました。
最初に感染した長女はかなりしっかりと自己隔離をしてくれたのですが、夫が職場で感染した途端にすぐに私に感染しました(同じ寝室で寝ていたからだと思います。呆れますが、他に部屋がないのです)。
長女が発症してから夫が発症するまでにはタイムラグがありましたが、夫から私、そして次女が発症するまでにはそれほどの時間はかかりませんでした。
感染症対策には個室がかなり大切になるのではないでしょうか。もう、今更何を言っても仕方がありませんが…
実は私、娘たちが巣立ったら、自分の部屋を作ろうと考えていました。しかし、長女はフリーターで次女は引きこもりです。巣立つ気配は一向になく、個室を作れないままです。
もし可能なら子どもたちばかりではなく、親の方も個室を作るのが当然の世の中になって欲しいです。個室で過ごす時間は人をリフレッシュさせて、きっと家庭円満のために役に立ってくれるはずです。
我が家は私の個室は却下されましたが、代わりに(?)大きな納戸を作りました。そこに長女がガラクタを溜め込んでいます。こんなことなら、私の個室を作ってくれれば良かったのに…と、今でも思っています
にほんブログ村
にほんブログ村


コメント