基本ずっと地元に住んでいるので、たまに中学の同級生に声をかけられます。
仲がよかったとか、同じ部活だったというわけではなくて、とにかく気がついたから声をかけてくれたという感じで、何人かが声をかけてくれました。
友だちは変わる、そしていなくなる
学生時代の友だちは、学校が変わる毎に変わっていきます。
進学したら付き合う友だちも変わった経験が誰にでもあるのではないでしょうか。
でも、私はそんな友だちとも学校を卒業して、就職、結婚と進む内に誰とも深い付き合いがなくなってしまいました。
友だちと会うときは、大人数で集まってランチをすることがほとんどで、終わってみると誰と何をしゃべったのかもよく思い出せない状態でした。私は友だちがいないんだな、と思っていたときに中学の同級生から声をかけられて、先日は10人くらいが集まって、同窓会の真似事をしたんだといわれました。今度は声をかけるからね、とも。
もしかするとみんな、就職や結婚、子育てを終えてリセットの時期に入ったのかもしれない、と思いました。みんな外に向かっていた心がまた地元に帰ってきて、そこで新しい付き合いが欲しくなったのではないでしょうか。
今度は地元で知り合いが欲しくなる?
中学の同級生というと旧知の仲のように思う人もいるかもしれませんが、私と声をかけてきた彼女の間には、多分なんの付き合いもありませんでした。怪しい人ではないとわかっているけれど、彼女にとって私は多分、知らない人です。
でも、友だちを作るよりも、新しい知り合いを作る方が、何だか気安くてよいようにも思われます。怪しい人ではないとわかっているなら、安心して知り合いになれます。
特にこれから年を取っていく中高年の人には身近な知り合いが多い方が生活が楽しくなるかもしれません。年を取ったら友だちは、結構大変かもしれないからです。
覚えていますか?中学時代
それにしても、記憶には自信があったのに、中学時代のことはなかなか思い出せなくなりました。
実は成績のことや父の病気のことから発生した家の経済事情などで、悩みも多かった時代でした。
嫌だったことは、記憶から消したいと無意識に考えていたのかもしれません。
世の中の50代のみなさんは、中学生のときのことをよく覚えているのでしょうか。
私の夫は、嫌だったことはよく覚えているようですよ。
中学時代の友だちとまだ付き合いは続いていますか?