エプロンを着けるか着けないか、そして着けた方が良い理由について、ネットの記事に書かれていました。これをくだらない記事だとする人もいたようですが(そんなことは個人の自由だからです)、私にとっては中々興味深い内容でした。
エプロンを着けた方が良い理由はたくさん!
記事にも書かれていた通り、エプロンを着けた方が良い理由はいろいろあります。第一に衛生のため。これは服の繊維や汚れ、ホコリなどが入るのをエプロンが防ぐという理由からです。
次に安全のため。昔、高齢の女優さんが料理中にガスの火が袖口に引火したことで大やけどを負い、亡くなってしまいました。料理に適していない服を着ているなら、エプロンや割烹着を着てカバーした方が安全ですし、自分も動きやすいかもしれません。
最後に自分の着ている服を水ハネは油はねから守るためです。最初に紹介した衛生のため、と似ているようですが、これは食事を食べる人のためではなく、あくまでも料理をする人のための理由です。
エプロンをしなくても、ホコリは入らない?
衛生のためというのは、もっともな理由ですが、私は結婚して30年近く、エプロンをしていないから食事に何かが混入していた、ということがありません。
まれに小さな虫が入っていた、髪の毛が入っていたということはありますが、大きなホコリが入っていたと家族が言ったことがないのです(多分小さなホコリでは見えないと思います)。
髪の毛を入れないためには、エプロンより三角巾が有功だと思うし、そもそも私はかなりのショートヘアなので髪の毛が入る確立はそんなに多くないでしょう(よく覚えていませんが、30年近く料理をしていて3回だくらいだと思います)。
料理を衛生的にするためのエプロンですから、それを着たまま掃除をすることもできないでしょう。そうすると頻繁に脱いだり着たりが必要になりますから、それが面倒くさいように感じます。
エプロンを着けない人の理由でもっとも多いのが面倒くさい、というのは私にはよく理解できます。
汚れ防止には期待したい
安全のために必要というのも一見もっともですが、そもそも家でこれから料理をするときに、ヒラヒラした服を着たまま、という人はいないのではないでしょうか。家に居て家事をしようというときに、外出着のままでは落ち着かないはずです。安全性についてもそこまで気にしなくても良いように感じられます。
最後の自分の服を汚れから守るというのは、私にとってはもっとも大切な理由です。漂白剤が飛んで、服が脱色されるのはもちろん問題です。しかし、ほんの少しの油はねも実は大問題です。
ちゃんともみ洗いをしてから洗濯機に入れても、油はねは残っていることが多いです。ましてや小さなはねなら、気が付かないことも多いのではないでしょうか。そして、気付いたときには、しっかりと染み付いてしまいます。
私の服(主にTシャツ)はよく見ると、お腹の辺りに油はねが付いているものがとても多いです。そんなに高級品を着ているわけではありませんが、見ているとなんとも汚らしいだけでなく、生活に疲れた感じがして、物悲しくなってきます。
それでも私がエプロンを着けない理由
それでも私がエプロンを着けない理由は、置き場所に困ったからです。以前、実家の母や夫の叔母からエプロンをいただいたことがあり、もったいないから自分でも着けようと思いました。
しかし、エプロンの置き場に困ってしまいました。ダイニングテーブルの椅子の背にかけようかと思いましたが、夫にはまだ洗濯しない服を椅子の背にかける癖があり(そこ以外に置くと自分でもどこに置いたか忘れてしまいます)、そこにエプロンまで加わると、なんとも散らかって見えたのです。
冷蔵庫にフックを付けてかけてみても、とても目立ちました。そしていろいろ考えた結果、もういいやということになったのです。それに、肩紐のついているものは肩が凝るし、割烹着は夏に暑くて嫌です。
エプロンを着ける機会も減っている
これからは、誰かと一緒に料理をする必要があるときはエプロンを着けるでしょうが、それ以外では着けないと思います。以前はお葬式があるとエプロンを持って、手伝いに行っていましたが、現在ではお葬式はセレモニーホールで行うものになり、手伝いは必要なくなりました。
お祭りや集まりがあれば、エプロンが必要かもしれませんが、それもコロナ禍の今、全くと言って良いほどなくなっています。私には当分、エプロンは必要ないようです。
私の母は料理のときに必ずエプロンをする人でした。私にとってのエプロンは常識の1部でしたが、それをしない自分を省みるきっかけになる記事だったのですから、エプロンを着けるか着けないかの記事は、私には興味深い内容だったのです。
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