なぜ雑記ブログにしたのか

ブログ好き

このブログ「ブログ好きな主婦のブログ」を始めてから、1年半が経ちました。私は誰かの書いた文章を読むのが昔から好きでした。昔から小説よりはエッセーが好きで、プロが書いたものよりも、自分と同じ普通に生活する人が書いたものが大好きでした。

普通の人が書いたブログが好き

普通の人が書いたものは、プロが書いたものよりも読んでいて、共感しやすいです。生活が自分とそれほどかけ離れていないだろうという思い込みが、私を素直にするのかもしれません。だから、昔から雑誌の読者のお便りコーナーのようなものが大好きでした。

ブログはそんな普通の人の文章が読み放題ですから、私はブログのことも大好きです。自分に合わないブログはあっても、つまらないブログはないのではないかと思っています。

もちろん、その道のプロが書いたのであろうブログも、以前からたくさんありましたが、そういったものは余程の理由(何か知りたいことがあるときなど)がないと自分からは読みません。

それで自分も大好きなブログを始めてみたのですが、あらかじめ自分は雑記ブログを作るぞ、と決意していたわけではありません。いくらブログが好きでも、それほど人様のブログについて書けるわけもなく、段々と雑記ブログになってしまったというのが本当のところです。

何かに特化できなかった私

大体人様のブログのことだけを書いていると、段々と他人の褌で相撲を取るといった様相になってしまいます。これはよろしくないと思うのですが、かと言って私にはブログが好きと言う他は何の特徴もないのです。

もちろん主婦ですから家事は毎日やっていますが、普通の範囲です。毎日料理をして掃除と洗濯をしていますが、特記すべきことが何もありません。料理は30年やっているために、多少は進歩していると思うのですが、取り立てて上手ではないです。

家も古くなっていて、掃除をしたところでそれほどキレイには見えません。それなりに家事の知識も増えたのでしょうが、自分のやり方が人に合うとも思えません。私には、書いてお知らせすることが何もないのです。

世の中の主婦のみなさんは、例えば断捨離をするのを目標にブログを作り、その過程を記したり、親の介護の様子を克明に記録するためにブログを書いたりしています。しかし、私には何の特徴もないために、主婦として何かに特化したブログを書こうとすると、すぐに行き詰まるのが目に見えていました。

雑記ブログにも良いところがある

結果として雑記ブログになってしまったのですが、雑記ブログには何を書いても良いという気楽さがあると思います。何を書いても良いということは、ネタ切れを起こさないということです。だから私も1年半、文句を言いながらもブログを続けてこられたのだと思います。

私の生活にもいろいろなことがありますが、それは後から振り返ってみるとどれも小さなことだったのでしょう。だから、私のブログにはこれという芯がなく、何だかフワフワといろいろなことが書かれているのだと思います。自分でも後から、こんな記事を書いていたんだと、感心するほどです。

もし、人生を変えるほどの大きなことがあれば、私のブログはそれ一色に塗りつぶされていることでしょう。雑記ブログというのは、平凡で幸せだからこそ書けるものなのかもしれません。

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