先日はキッチンのブラインドが劣化して大変なことになっているとブログに書きました(こちらの記事です)。我が家は結婚30年を迎えようとしているので、劣化しているものはブラインドだけではありません。
気が付くと劣化!レースのカーテンが面倒だ
もちろん長年使用していれば、劣化するのも仕方がないですが、中にはこまめに買い替えているつもりなのに、気が付くと劣化が進み、残念なことになっているものがあります。それがレースのカーテンです。
我が家は窓の面積が規格外ということで、家を建てたときにカーテンは全てメーカーに注文して作ってもらいました。ほとんどのものをそのまま使っています。ブラインドは劣化して、見た目も変わってしまいましたが、厚手のカーテンはほとんど問題がありません。生地が傷んでいるわけでも、色があせているわけでもないので、私も感心しています。
作ったときは高いと感じ(もう26年前なのでいくらか覚えていません)、もしかすると騙されたのか、などと思っていましたが、この年数使い続けているわけですから、お買い得だったと言えます。
ところが同じときに作ったレースのカーテンは5年ともたずにビリビリに破れてしまいました。最初、夫は私のせいだと言いました。カーテンレールに洗濯物を干すから、それがあたって破けたんだろうと言うのです。私の実家でも部屋干しするときには、よくカーテンレールを使っていて、問題はありませんでしたから、何だか納得がいきませんでした。
劣化は紫外線のせい
私は室内用の洗濯物干しを購入して、カーテンレールには一切洗濯物を干さないようにしましたが、レースのカーテンが長持ちすることはありませんでした。
いろいろな疑問をネットで調べるようになって、初めて紫外線の影響でレースのカーテンが破けることを知りました。確かにレースのカーテンは1日中閉めているので、太陽の光がよく当たっています。昼間は窓の脇に畳んでしまう普通のカーテンよりも、ダメージが大きいのかもしれません(その上薄いのですから、破けるのも当然ですね)。
よく見てみると我が家では窓際の床だけ、劣化が激しいです。これも紫外線のせいだと考えると納得できます。レースのカーテンは目隠しの目的もありますが、直射日光を柔らかく遮るのも大切な目的ですから、紫外線のダメージを受けないようにすることは不可能のようです。レースのカーテンは破けるものだと受け入れることが大切かもしれません。
カーテンが破けた生活
我が家では現在も3箇所のレースのカーテンが破けたままです。最初はわざわざお店で作ってもらったこともありましたが、今は多少サイズ違いでも、通販で購入したものを調節して使っています(カーテンを吊るすクリップがアジャスター機能付きになっているので、丈は多少調節が効きます)。
しかし注文する回数がかさみ、とうとう通販で頼むのも面倒になってしまいました。最近(といっても一昨年ほど前)頼んだものは、レースでもかなり丈夫な生地になっていました。こちらの耐久性にはこれから大いに期待したいところですが、一体死ぬまでの間に何回レースのカーテンを頼めば良いんだ、という文句が頭の中を駆け巡り、なかなか注文に至りません。
あるとないとじゃ大違い
もっとも劣化の激しいものは取り外してしまいましたが、その窓は昼間もカーテンを開けられなくなりました。直射日光が刺激的ですし、外がまる見えで落ち着きません。その上、外からも家の中がよく見えるようです。先日は外を通る人と目が合ってお互いに気まずい思いをしました。
やはり人間には目隠しが必要なようです。何もかも明らかにするよりは、ぼやかしておくことが必要なのはすべてに共通することのようです。人間が集まって生活する以上、仕方がないと思うしかありません。
この後何としてでもレースのカーテンは注文したいと思います。これも年間予定に組み込めば良いのでしょう。そろそろカーテンを新調する時期、みたいなことを当然と思えれば、面倒だと思わなくなるかもしれませんね。