首相秘書官の同性婚についての発言・本気で発言したとしたら随分だと思う

結婚してから30年! 生活

岸田総理大臣の秘書官を務める男性が、同性婚について「隣に住んでいるとしたら嫌だ」などと発言、更迭されることとなり、話題になっています。今どき隣に住んでいる方のことまで気にする人がいるのかと、思わず報道を意識するようになりました。

同性婚を認めても国は捨てられない

秘書官の男性は同性婚を認めると国を捨てる人が出てくるという発言もしているようですが、これも本気で言っているのかとちょっと疑問に思います。これは逆ではないでしょうか。同性婚を認めれば、日本は住みやすい国の1つとして世界中の人々に認められるのではないかと思っています。

今、日本が抱えている問題の多くは根っこが同じではないでしょうか。日本の上層部(政治家とか大企業のトップとか、たいてい男性のような気がする)が多様性を認められず、異分子を排除するような社会を作り上げた結果、今まで差別を受ける側として我慢を重ねてきた多種多様な少数派が暮らしにくい社会ができてしまい、そっぽを向き始めているのだと思います。

一番顕著に現れているのが少子化問題です。日本で子どもを産んでも仕方がないという雰囲気がまん延した結果(だって苦労して産み育てても、子どもが少数派になるかもしれません。そうなれば生きにくい社会を苦労して渡って行く未来しか見えないわけです)、少子化だけでなく結婚する人も減っているのでしょう。

自分1人が生きるのに精一杯で、自分よりも弱い立場の人のことなど考えられない状態が普通になっているのが今の社会だと思います。みんな他の人のことなど考えていたら、自分の生活が成り立たなくなると思っているのでしょう。誰もわざわざリスクは犯したくありません。

それでも同性婚を認めれば、多様性を認めることの取っ掛かりになると思います。これが当然と思われる社会になれば、他の少数派の人たちの権利も守られるようになり、子どもたちの未来が明るいものになるのではないでしょうか。そうなれば、自然と子どもを産もうと考える人も増えるはずです。どのような特性を持っている人も幸せに暮らせるのだと思える社会なら、子どもは自然と増えていくと思います。

とりあえず実施してみて欲しい

しかし、政治家たちの中には同性婚などとんでもないと考えている人が多いようです。私は政治家に知り合いがいないので推測の域を出ませんが、LGBTQ関連についての失言の多さからそれが伺えます。傍からいくらこれについて意見を述べても、端から聞く気がない人に理解をしてもらうのは難しいでしょう。

だからとりあえず実施してしまうのが良いと思います。同性婚も選択的夫婦別姓も何でも実際にやってしまえば良いのです(最初は期間限定にするとか…)。実施して果たして不都合が出るのかを検証すれば良いでしょう。今までのやり方を頑なに守ってきて、今の状態があります。今少子化問題でこれほど騒いでいるということは、今までのやり方がまずかったということです。少子化問題がこのまま行けば、どのみち国が捨てられるのと同じ結果になります。どうせダメなら、新しいことをやってみても損はないと思うのですが。

行き詰まって先に進めなくなっているなら、方向を変えてみれば良いでしょう。きっと新たな景色が見えてくるはずです。と言うか、それほど劇的に社会の見た目は変わらないかもしれません。だって結婚して家庭を作るんですから。今までと変わりがないどころか、今までよりも建設的な社会になるかもしれません。

政治家たちは一体何が怖いんだろう?今のままの社会だと、そんなに得ができるのでしょうか?つい、疑ってしまいますね…

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