話をしていて感じたこと

これ、何だ? 生活

3カ月ぶりにいつも行っている床屋さんで髪の毛をカットして、白髪染めもしてもらいました。床屋さんとは、次女がお腹にいるときからの付き合いなので、もう25年以上になります。

今行っておけば、お正月はそれほど見苦しくない髪の毛で過ごせそうです。床屋さんで髪の毛を整えてもらうのも、私にとっては年末を控えてやっておきたいことの1つです。

明るく接客しているけれど

床屋さんは夫婦で切り盛りしていて、奥さんの方は私と同い年(昭和39年生まれの学年)です。いつも明るい笑顔でおしゃべりをしていますが、実家には年老いたお母さんと60歳を超えた独身のお兄さんが暮らしており、いろいろと心配もあるようです。

先日、私の弟に病が見つかり、精神的にショックを受けているようだという記事を書きました。

奥さんのお兄さんも心臓の手術などを受けており、その度に大騒ぎをしているそうです。お母さんは歩行が多少不自由な以外は悪いところはないため、お母さんよりも先にお兄さんに何かあったらどうしよう、という心配があるようです。

この話を聞いて、私は今すぐに差し迫った問題があるわけでなくても、誰もが家族の問題を抱えているような気がしました。奥さんにしても、もしお兄さんに何かあったら、お母さんを1人で置いておけるのか、という問題を突きつけられるわけです。

私たちの年代は子どもがまだ独立していない場合も多く、何か問題があったら、夫婦(もしくは1人)で解決することになるでしょう。もう少し前ならまだ若く、体力も気力もあっただろうし、もう少し後なら子どもももっと人生経験を積んでいるでしょうから、良い協力者になってくれるはずです。今、この年代だからこその、どうにもならない感じがあるのではないでしょうか。

抱えているものは違うけど

私はブログを読むのが大好きですが、ブログを書いている人の多くは、何か問題を抱えています。子どもが独立していたら、親の介護をしていたり、自分が病と戦っていたり、中には配偶者を亡くしていたりと、問題の種類は様々ですが、重荷を抱えて人生を生きているのは共通しています。

そしてなぜかそういう人のブログには引き込まれるような魅力があるのです。誰もが重荷を抱えているのだと知れば、自分だけがと思わずに済むし、重荷を抱えていることが魅力になるとわかっていれば、きっとこの経験は無駄ではないと思えます。

今日は、別に何かが解決したわけではありませんが、何となく心が軽くなったような気がしました。これは、髪の毛がさっぱりしたからかもしれませんが。

写真は年末年始に配る粗品の1つ、爪切りです。「小さいけれど、よく切れるんですよ~」という奥さんの一言に惹かれて、いただいてきました。これも毎年のことです。無事に今年も終わるんだな、と思っています。

まだ、後まる1カ月が残っているので、油断はできませんが、本当に無事に終わって、来年はコロナのない良い年にしたいものです。

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よろしくお願いします。

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