半年前と今では状況がずいぶん違う

ちょうど1年の半分まで来ました。早かったような、遅かったような、よくわかりません。ただ、半年前に夫の弟が脳梗塞で倒れて、これから一体どうなるのかと不安だったことを考えると、今は随分と状況が変わっています。

半年前は大変でした

脳梗塞の発作が起きてすぐに弟は自分で救急車を呼びました。だから、軽症で済むのかと思いましたが、そうではありませんでした。入院治療とリハビリを受けるために、弟は3カ月の間慣れない集団生活を余儀なくされたのです。

もともとうつ病のために、仕事にも行けず、傷病手当金をもらいながら1人で暮らしていた弟でしたから、集団生活はとても辛かったようです。歩行も困難になり、リハビリをしてはいましたが、思ったような効果が得られず(退院してからも歩行器が必要になるかもしれないと言われたのです)、1度はもう退院すると言って周りを困らせました。

しかし、3月に入ると弟の歩行は劇的に良くなり、退院するときは少し杖を使えば、1人で歩行できるようになっていました。退院してから1度夫が弟の通院に付き添いましたが、普通にスタスタ歩いて来たので一安心したようです。

また、音信不通になった

それから3カ月近く経つ現在、現在弟からの連絡はまったくありません。便りのないのはよい便りということを信じても良いものか、私は不安ですが、当の夫がなにも言わないので、私もあえて何か言うことはありません。

大体、入院するまでは弟は夫と言い争いの結果、夫の電話番号を着信拒否にしていました。そのときの状態に戻っただけとも言えるのです。

おとうとは 入院中、電話で私にこう言ったことがありました。

本当にまた歩けるようになるかな…せめて1人でトイレには行けるようになりたいな。

そんなことを言っていた人が今は1人で生活しているわけです(ちゃんと健康的な生活をしているかを確かめたわけではないので、完全に安心したわけではありません)。まだまだ経済的なことは解決していませんが、半年の間にここまで状況が変わったのを見ると、私には希望が湧いてくるように思われます。

今のうちにこれからのことも考えたい

弟は以前にもうつ病で出社できなかった時期があり、傷病手当金をもらいながら生活していたようです。だから、今回の入院もあり、弟はこれ以上傷病手当金をもらえないはずです。復職できれば一番良いのですが、それがかなわないならどうすれば良いのか考えないといけないと夫も思っているようです。

夫は何度も弟に会社を止めて、こちらに帰ってこいと促しましたが、弟はとうとう「うん」とは言いませんでした。多分、夫は弟が帰ってくると言うなら、住むところと仕事を一緒に探したでしょう。弟のために売れるものは売ろうとしたと思います。

そして現在の音信不通の状態になったのですが、これは一時的な平穏なのかもしれません。私としては、もう保険にも入れない弟に障害者手帳を取得してもらい(私の住んでいる市では、保険診療の場合、診療を受けたときの窓口の支払いがなくなるそうです)、せめて医療費の心配は軽くして欲しいと思っていますが、それを言い出す勇気がありません。

なんだか引導を渡すような気がするのです。障害者手帳は長女も発達障害の薬を飲み続けるようなら、取得しようと思っていたと言うくらいなので、特別なことではないのかもしれません。ですが、どうしても現実を突きつけるような気がして、言いにくいことこの上もありません。

長女が言うには、心療内科の医師に相談すれば、すぐに障害者手帳を申請することができるけれど、決して医師の方から「取得してはどうですか」と勧めることはないそうです。

弟が自分で気がついて申請すると良いな~、と思っていますが、それがないなら、私から提案することも必要かもしれません。

今度は年末が楽しみ

毎日家にこもっているような私の生活でも、長い目で見るとこれほどの変化があるのです。良いことも悪いことも変化していく、こう思っていると、今年の年末が楽しみになってきます。

オリンピックが終わって世の中は落ち着きを取り戻しているでしょうか?コロナは落ち着いているでしょうか?この記事を読み返して、へぇ~、こんなことを書いていたんだ、などと感心するかもしれませんね。

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