夫に言われたことを気にするのはおかしい?

お互いの言葉に腹を立てる夫婦

先日、夫に「お前のその考えはおかしい」と言われました。私が春から冬にかけて履いているデニムパンツ2本の膝が抜けて穴があいてしまったから、欲しいなと言ったときのことです。

夫の一言で買い物したくなくなった

そのパンツは6年ほど履いていました。私は2本のデニムパンツを交互に履いていたので(それ以上持っていても、履く機会がないため、私は通常2本のパンツで生活しています)、6年で穴があくのは妥当だと思っていたのです。しかし、夫にしてみれば私はしょっちゅうデニムパンツを買っているように思えるらしく、こう言われました。

また買うのか!なんでこんなにすぐ穴があくんだ。俺は1つのデニムをもう何年も履いているぞ。え?6年履いている?そんなことはないだろう。俺の記憶では、買ったのはもっと最近だぞ。

それを聞いたら、私は何だかケチをつけられたような気になり、買いたいという気持ちもしぼんでしまいました。だから、もういいと夫に答えましたが、夫はそれがおかしいと言うのです。誰に何を言われても、必要と思うなら買えばいい、人の一言で買いたい気持ちがなくなるなんて、おかしいと言うのが夫の意見でした。

夫はどうして私のデニムパンツにすぐ穴があくのかが不思議だっただけだと言います。不思議と思ったことは聞いてはっきりさせたい、というのが夫の気持ちだったのかもしれません。ただ、私としてはそれを説明しているうちに面倒になり、もういいやという気持ちになってしまうのです。

そんなに説明が必要なら、もういいやと思う

私のデニムにすぐ(でもないと思いますが)穴があくのは、膝を着くことが多いからです。するとなぜ膝を着くのかと聞かれます。拭き掃除のときは膝を着くことが多いし、何かものを取るためにかがむときも膝を着いていると私が答えるとさらに、膝をつかなければ良いのではないかと言われます。それができれば苦労はしないのです。

掃除のときも、何かを取るためにかがむときも、膝を着いてしまった方が楽なのです。だから、私はデニムも高級品が欲しいとは思いません。一般的な量販店で手頃な値段のものを買って履きつぶすのが私にはお似合いだと思っています。

それにちょっと買い物に行きたいな~、という一言でそこまで説明責任が生じるとは私も思っていません。何だか面倒なことになってしまったと、慌ててやっぱり買い物はいいや、という気持ちになっても当然な気がします。

これは私が収入のない専業主婦だから、という理由もあるでしょうが、やはり買い物に行く手間にさらに夫への説明の手間が加わることが大きいと思います。買い物くらい1人で行けば良いと考える方もいるでしょうが、我が家の夫の休みは不定期で、2~3日に1度は休日になっています。

つまり家にいる機会が普通のサラリーマンの方よりもどうしても多くなるのです。そのため、買い物などは世間一般の家庭よりも、一緒に行くことが多いのではないかと思います。

どうすれば気にしないで居られる?

夫は何かを言われて気にするのは、私の勝手であって、気にせずに自分の好きにしたら良いと言います。しかし、それならなぜわざわざ私に対して言葉を発するのでしょうか。それに自分が言葉を発しても、何の反応もないなら、そもそも言葉を発する意味もなくなってしまうような気がするのですが…

大体夫は何の話をするときでも、私が深く同意することを求める傾向があります。時には、上辺だけでも良いから同意しろ、ということまで口にします(それこそ、私が同意するかなどと、気にせず好きなことを口にしていれば良いと思いますが)。その夫が自分の言葉をまったく無視されたら、愉快でいられるはずはないと思います。

私が小さなことを気にしすぎるのでしょうか。しかし、最近は夫の言葉もこのような小さなことになりましたが、かつては子育てや家事について、もっと考え込んでしまうようなことを言われたものです。

何度も夫の言葉に考え込んでしまう経験をした結果、私は今のように小さなことに過敏に反応するようになったとも思えます。今では夫の言葉だけでなく、家庭内のあらゆることに過敏に反応しているため、長女と次女がぶつかり合っただけでも、一大事だと思ってしまったのかもしれません。

結婚生活30年を迎えて、今のままではこの先どうなるのかと不安になっている私です。娘たちは出ていかないだろうし、夫が定年退職して、ずっと家にいるようになったとしたら…本当にどうなる?

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