10月7日の午後10時40分頃、関東地方に大きな地震がありました。久しぶりの大きな揺れに驚いた人もいたのではないでしょうか。
私は毎晩午後10時に就寝しているので、ちょうど寝入った頃に叩き起こされたような状態でした。鼻炎の薬を飲んでいたせいもあって、とても寝ぼけていましたが、揺れが大きく長かったので、このまま寝ていて大丈夫なのかと考えていました。
考えながら再び眠ってしまったようですが、眠りの質が良くなかったのか、今朝はとても眠くて、午前中からウトウトする始末でした。
緊急事態宣言が解除されたばかりですから、まだ街にいた人も多かったでしょう。何とも間の悪い話です。
岸田総理の会見が良かった
朝起きてから、岸田新総理が記者会見をしているのを見ました。大きな災害があったときは、そうするものだし、言っていることも当然のことのように思われましたが、菅総理との大きな違いは視線が定まっていること、声に力があることでした。
菅総理はどんな会見をしているときも、視線が定まらず、どこを見ているのかわからないところがありました。もう、そういう人なのだと思っていたから、気にしていないつもりでしたが、岸田総理の会見を見ていると、自分がとても安心していることがわかりました。
初めて、私は菅総理が話しているのを見て、ストレスを受けていたのだと自覚したのです。菅総理はもともと話し方に抑揚がないことや、原稿を棒読みしていることで世間から非難を浴びていましたが、私はどちらかというと、それに同情的だったと思います。
どんな話し方をするかよりも、何をやるかが問題だと思っていたからです。話し方なんて、どうってことない、慣れれば大丈夫だと考えていたのです。
しかし、いざ岸田総理の話しているのを見ると、すごく良いなと思ってしまいました。話し方1つで安心感を得られて、前向きになれるのですから、やはり話し方は大切です。
総理の話し方は国民に大きく影響する
今回、私が住んでいる地域に地震で大きな被害はありませんでした。それでも、明快な話し方に安心できたのですから、大きな被害を被った地域の人にとって、総理の話し方というのはかなり影響があると思います。
その点では岸田総理に分がありそうですが、単に菅総理と比べて、良かっただけかもしれません。現在はコロナも落ち着いてきています。このまま、ウィルスが自壊して、コロナが収束に向かえば、国民の気持ちが明るくなり、政治への気持ちが変化してくるでしょう。
これは決して岸田総理のお手柄ではなく、単に運が良かっただけです。この後、何をするかで本当の価値がわかるでしょう。ぜひ、このスタートを無駄にしないで欲しいです。
ちなみに岸田総理は字もキレイですよね。総裁選の際に、スローガンを色紙に書いていましたが、4人の中で一番だと思いました。これも良い印象を与えると思いましたが、やはり政治には直接関係がありません…
私が政治家に対して思うことなんて、こんなものですが、思うこと自体が珍しいので、思わず記事にしてしまいました。