30年前のジュニア布団を捨てようと思う・生きていれば断舎離したいものは出てくると実感

古い布団 生活

次女がベッドを購入しました。

まだ新しかった敷布団は夫が使うことにしたため、古い布団はどうしようかという話をしていたところ、次女が遠慮がちにこう言ったのです。

私の部屋の押し入れの中に、もう絶対に使わない布団が入っているから、それも処分して欲しいな…

絶対に使わない布団はジュニア布団だった!

次女が言っていた布団というのは、長女が3歳になりもうベビー布団では小さいから、と言って買ったジュニア布団のセットでした。だからもう30年近く前のものになります。色は褪せているし、娘たちが幼い頃、何度もその布団でおねしょをしたり、吐いてしまったりしたので、著しく不潔になっていると思われました。

なぜ、そんな布団をずっと取っておいたのかというと、誰かが布団を汚した後、寝る布団がなくなってしまわないように取っておいたのです。まだ、おねしょをするかもしれないという不安は、まだ熱を出して嘔吐するかもしれないという不安に代わり、ずっと続いていました。

娘たちは急に丈夫になったわけではなく、気がついたらそう言えば最近は熱も出さないし、嘔吐もしていない状態になっていたのです。そこまでは長い年月がかかりました。そして押し入れの布団のことなど、ほとんど思い出さなくなっていたのです。

今から6年前には出番があった

しかし、今から6年前には布団の出番がありました。酒に酔っている夫が夜中に寝室で放尿して、自分のまだ新しい敷布団を汚してしまったのです。

夫は自分から出た尿であっても、もう絶対に同じ敷布団を使わないと言って(私は干してまた使ったら?と提案した)、次の日の朝、すぐに敷布団を家の外に出してしまいました。寝る布団がなくなった夫は、ジュニア布団に身を縮めて眠ることになったのです。

だから備えは役に立ったと言えるのですが、さすがにもうこの布団は我が家の誰が使っても小さいし、そもそも見た目がかなり汚くなっているため、みんな使うのが嫌だと思います。

今度夫が休みのときに、一緒にゴミ処理センターに持って行こうと思います。もういい加減捨てるものはないよと思っても、生きていれば必ず断舎離するべきものが出てくるのですね。次女が言い出さなければ、またずっと忘れたままだったでしょう。

もう汚しても大丈夫?

夫がまた放尿したら、と思わないでもないですが、夫が次女からもらった敷布団はアイリスオーヤマのエアリーというもので、中が綿ではありません。実は私も数年前から同じ布団を愛用しています。

東洋紡のエアロキューブ®という名前の樹脂が絡まり合って、マットレスを形成しているため(私は巨大な食器洗いスポンジのようだと思います)、シャワーをかけて水洗いも可能です。放尿しても、今度は大丈夫。昼間に洗えば夜までには乾きます。

今まで中が綿の布団ばかりを使ってきましたが、汚れても水で洗えないというプレッシャーは相当なものでした。しかし、もう中が綿ではなく水でも洗えますから、布団のプレッシャーからはかなり開放されました。安心してジュニア布団を捨てることができそうです。

まだ他に忘れているものがありそうですよね。

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