経費として落としたいなら、ちゃんとその都度請求するべきでしょ

PTAは国の縮図? PTA

国会議員には毎月の給与の他に、文通費が支給されているそうです。これは国会議員の職務にかかわる通信費や交通費にあたるもので、一律100万円が毎月支給されます。

日割りで支給する仕組みがないため、10月31日付けで国会議員になった人たちが、月のうちの1日だけの在職でも1月分が丸々支給されました。これが今問題になっています。1日で100万円の報酬、普通の神経を持っている人なら、詐欺かと思います。

身近にも似たようなことが

私はこれによく似ている状況を見たことがあります。それは小学校でPTAの役員をしていたときのことです。PTAには保護者から集めるPTA会費やバザーの売り上げ、資源回収などで、毎月収入があります。毎年、その中からいくらかを学校に渡していました。

学校によって名目は違うでしょうが、確か「学校教育費」と言ったと思います。そのお金で、市からの予算だけでは足りない分を賄うのです。学校教育費を少しでも増やすために、PTAではそれぞれ、工夫を凝らしてバザーを始めとする行事をするといっても良いわけです。

学校側がこの学校教育費を使うとき、一々PTAの会計に領収書を提出することはありません。あらかじめお金は学校側に渡されます。そして、学校側の担当者が帳簿を付け、それに領収書を添付して後でまとめてPTAに提出すれば良いことになっています。確かに一つずつ請求するよりは、その方が早く済むような気もします。

使い方を間違う場合も

しかし、これは気をつけていないと(つまり途中でチェックをしていないと)、誤った使い方をされます。実際に教職員の皆さんが校内で飲食をした費用が学校教育費から支出されていたことがありました。

支出をした職員の皆さんは、子どもたちのために頑張って仕事をしたときの飲食費を学校教育費から出しても差し支えないと判断したようですが、PTAからすれば、子どもたちのためを思ってなけなしのお金を捻出しているのに、その使い方はなんだ!ということになるのです。

先生たちに寿司を食べさせるために、学校教育費を渡しているわけじゃないのよ!

お金を出す側と使う側が存在するとき、どうしても両者の考えには溝ができてしまいます。そしてともすれば、使う側の都合の良いように状況が進んでしまうようです。

やはりこまめなチェックが必要

間違ったお金を使わないようにするためには、こまめなチェックをする必要があります。国会議員の文通費は領収書の必要もないし、使いみちをチェックする必要もないそうですが、それではお金を出す側(国民)の感情は収まらないでしょう。

いきなり民間の企業のように、支出をしたらその都度領収書を添付して、経理からお金を払い戻ししてもらうのはハードルが高くても、帳簿をつけて、それを定期的にチェックして、お金を不正な目的で使わないようにすることはできるような気がします。

そこから始めて、徐々に民間の企業に近い状態に持っていければ、国民の感情も収まるし、国会議員の方々も、気持ち良く仕事ができるのではないかと思います。

人間は弱くてずるい?

私は決して国会議員の方々が特権意識を持って、自分は第2の給与として文通費を受け取るのが当然だと思っている、と言いたいわけではありません。PTAの例を見てもわかるように、まとめてお金を受け取る状況に慣れてしまうと、どうしても人間の弱さとずるさが出て、自分に都合よく考えてしまうものだと思っているのです。

それはきっと誰であってもあまり変わりはないのだと思います。もし、私が裕福な家の主婦であったら、やはり家計管理は今よりもずっとおろそかになってしまうでしょう。だから、そうならないように工夫をしておく必要があるのだと言いたいのです。

人間は弱くてずるいものだから、文通費の使い方は今からでも公開して、国民の批判を浴びる必要があります。そうでなくては軌道修正はできないでしょう。

しかし、いくら弱くてずるいものでも、国会議員は国を引っ張って行く人たちです。弱さとずるさを乗り越えて行ける人たちであって欲しい、これは国民の贅沢な願いなのでしょうか。文通費に関する制度が変わるとき、多くの国民は、弱さとずるさを自ら乗り越えた人間の尊さを、目の当たりにするのだと思います。

※この記事はあくまでも私の過去の記憶だけで書いたものです。事実と違う場合、現在の状況にそぐわない場合もあるかもしれませんが、ご了承をお願いします。

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