久しぶりに歯医者に行けることになって(コロナのせいでキャンセルになったのです)、ついマスクのことを忘れていました。歯医者の治療の後にスーパーで買い物をしようとしてはたと気が付きました。
マスクがない!店に入っちゃダメかな?
マスクのために1度家に帰ることも考えましたが、家に帰ったら買い物に出るのが面倒になってしまうと自分でもわかっていました。なんとか買い物できないか、と考えた私は持っていたバンダナで口元を覆ってみました。
バンダナで口を覆って入ってみたけれど
周りの人が全員マスクをしている中で、何もしていないのはとても気が引けましたが、とにかく口元を覆っているだけで、何だか安心しました。でも、右手で口元を抑えて、左手でカートを押して買い物をするのはやりにくくて大変でした。
私は布マスクについても、感染症の予防効果には疑問を持っています。使い捨てマスクに使われている不織布に比べて布マスクは布目が荒くて、いろいろなものを通してしまうと言われています。だから花粉症の対策としても、現在の使い捨てマスクが主流になったのです。それが布マスクでもないバンダナで口を覆っただけ、では何か効果があったのか、とても疑問です。
こうなるともう予防策と言うよりもおまじないの世界に近いものがあります。ただ、私は人に何かうつすつもりはありませんという誠意は表せたのかもしれません。
マスクを買っちゃった!
買い物の途中で、もう何カ月もそのスーパーでは見たことがなかった使い捨てマスクが売っているのを発見しました。それもたった1つだけです。私は自分の後ろめたさに負けてそれをカゴに入れてしまいました。1度会計を済ませてから、マスクを着け、もう1度買い物の続きをしたのです。
誰かに何か言われたわけではないですが、私は結局自分の気持ちに負けてしまったようです。1人だけ知り合いに会いましたが、笑顔で会釈をされてそれだけでした。向こうにはそんなつもりはなかったかもしれませんが、私は『飛沫を飛ばす人とは話したくないのだな』と感じました。マスクを着けないで外に出ても、ずっとこんなふうに考えているのでは、返って精神的に良くありません。だから私はマスクを買ってしまったのだと思います。
まだまだマスクは必要
私が治療を受けた歯医者では、医師も歯科衛生士も重装備でした。以前はしていなかったゴーグルや髪の毛のカバーなど、厳重に予防策を講じているのがわかりました(誰が誰だかわからないくらいでした)。緊急事態宣言が解除されても、まだまだ新型コロナウイルスがなくなっていないことを目の前に突きつけられたような気がします。
やはりまだまだマスクと縁が切れないようです。今度出かけるときはもっと気をつけたいです。バッグや車の中などに、用意しておこうと思います。
久しぶりに買ったマスクは、とても軽くて通気性も良かったです。いつもと違うマスクを着けるだけでも、気分が変わることもわかりました。マスクのストレスはマスクで解消するのも良いかもしれませんね。