お金のことは兄弟でもキチンとしたいものですが

お金のことはキチンとしたい 生活

もう20年ほど毎年、私は新年早々お金を振り込みに近所の銀行に出かけています。相手は夫の弟たちです。正確には次男が妻とは別の女性と家庭を作ったために(これもかなりの問題です)、次男の妻と三男に振り込んでいます。

振り込むのは当然だけど…

お金は次男と三男の共同名義の土地の賃料です。土地はもともと農家だった夫の実家の畑でした。それを次男と三男が共同名義で相続しました。2人は畑として使うことはないし、実家の周辺に家を建てる気持ちもなかったので、土地は荒れ放題になり、夫が草刈りその他の管理をしていました。

そこを資材置き場として借りたいという人が数人表れたため、夫はこれで草も生えないし、少しでもお金が入るのだからと考えたのでしょう。渡りに船とばかりに、その話を承諾しました。

土地を借りている人は昔ながらの職人さんで、毎年暮に1年分の賃料を持って支払いに来ます。1人の払う金額は月に数千円ほどですが、年間にすればちょっと家計が潤うくらいの金額になるのです。我が家なら1カ月は楽に暮らせます。

夫の弟たちの土地ですから、そのお金を振り込むことは当然ですが、毎年わざわざ金融機関に出向いて、手数料を払って振り込みをすることに私は数年前から疑問を覚えるようになりました。

直接やり取りした方が良いのでは?

私たち夫婦が仲介に入るよりも、土地を借りている人と土地の持ち主が直接やり取りする方が良いのではないでしょうか。

我が家に払いにくる職人さんたちは、皆暮の挨拶として、賃料の他にわざわざ果物やお菓子を持参してくれます。直接夫の弟たちに銀行振込をするなら、我が家に挨拶に来る手間も省けるのではないかと私は考えました。

今から数年前に、その考えを夫に伝えたところ、夫は怒り出してしまいました。

職人さんに銀行に行って振り込みをしろ、なんて俺には悪くて言えないよ!お前は自分が銀行にいくのが面倒くさいから、そんなことを言うんだろう!もう、いいよ。俺が全部やれば文句はないんだろう?

職人さんたちは我が家に賃料を持って来るときに、一々領収書ができるのを待たなくてはなりません。最寄りの金融機関に出向いて、振り込みをするのと大した違いはないように私には思えます。その上、わざわざ手土産を買う手間もかからないわけですから、私にはどうして夫がそんなに怒るのかわけがわかりませんでした。

将来面倒なことになりそうな予感

結局そのまま私が新年早々振り込みを続けていますが、これから先、もし職人さんが仕事を止めて、賃料が入らなくなったらどうするのでしょうか。私や夫の口から、もう賃料は入りませんよと伝えるだけで話は済むのでしょうか?

下手をすると嘘を言って、賃料を横取りされたと思われるのではないかと、私は今からビクビクしています。何しろ、振り込みが少し遅れたときに、弟たちから催促の電話がかかって来たことがあるのです。もう彼らは新年には振り込みがあると思って生活をしているように思われてなりません。これがなくなるときは、やはり直接両者が話をした方が良いと思うのですが…

それには今のうちからお互いがやり取りをするべきです。お金が関係することなのに、他人任せの弟たちはいかがなものかと思います。そしてそれを当然だと思っている夫にも毎年腹が立ちます。弟と言えども、今は別の家庭を築いていますから、別会計なわけです。私たちが仲介するべきではないと思います。

後々、夫が困るのは仕方がありません。お金のことは自分でキチンとするように弟たちに伝えることを怠っているのですから。しかし、私までが巻き添えになるのは御免被りたいと思っているのです。

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