次女の言動も引っかかりを覚えているという記事を書きました。
もしかして、私はこんな心理状態だから、わざわざ外で草むしりをしたのかもしれません。家の中の掃除も気分転換に適していると思います。汚れが落ちた、ものが減って取り出しやすくなったなどの良い変化は詰まらないことを気にして縮こまっていた心をほぐしてくれるような気がします。
掃除よりも草むしりが良いわけとは
しかし、家の中のことをしていると、常に次女と同じ空間にいることになります。掃除をしながらも頭では常に次女のことを考えてしまいます。
草むしりのために一歩外に出ただけで、家の中とは違った空間に身を置くことになるため、本当の気分転換ができるように思います。
そして草むしりは抜いた草が目に見えるのが良いところです。嫌なことがあったときに、草を抜いていると、抜いた草がその嫌なことそのものであるように感じられます。草を抜くことが、嫌なことを取り去ることになるのです。
今日抜いた草が山になり、それをゴミ袋に入れたときに、まるで私の中の嫌なことがゴミ袋に入れられたように感じ、ちょっと気持ちがスッキリしました。
家の中の掃除はあまりにも精神状態が悪いときにすると、仕上がりに影響します。我に返ったときに見ると、汚れやホコリが残っていてがっかりするときがあるのです。その点、草むしりならそれほど仕上がりにこだわらなくて済みます(あくまでも我が家の庭の場合です)。
今まで草ぼうぼうだったため、草を抜いた、ただそれだけでとてもスッキリして、目に入るだけで嬉しくなりました。『あ~、キレイになった。さっぱりした。嬉しいな』こう思えるため、本当に草むしりをする前よりも、心が明るくなりました。
草むしりには瞑想のような効果がある(かも)
ストレス解消として、美味しいものを食べるとかお酒を飲むという方法もあるでしょう。私も以前なら毎晩寝る前にアルコールが欠かせませんでした。
アルコールを飲んでも、草むしりをしても悩みそのものが消えるわけではありません。しかし、草むしりは悩みをなくす方法を教えてくれているような気がします。
小さな草を1つずつ抜くことを繰り返していると、そのうち広い庭がキレイになる、これは悩みのタネを1つずつ潰して、いつかは大きな悩みそのものを解消することに通じているように思えます。
また、草むしりは単調な作業です。最初は落ち着いて作業に集中できないことがあります。よく隣の芝生は青いなどと言いますが、草むしりでも同じです。向こうの草むらの方が茂っている、あちらを先にやった方が良いのではないかと思ってしまうのです。
しかし、それを乗り越えて目の前の草を抜き続けていると、無心になって、ざわついていた心が落ち着くことがあります。
ただアルコールを飲んでいるだけではありえない効果が草むしりにはあります。単調な作業をすることで、瞑想をしているような効果があるのかもしれない、と私は勝手に思っています。
頭が冷えた?でも、熱中症には注意して
まあ、私も家にいすぎることがいろいろなトラブルの原因になるのかもしれません。普通は皆さん、学校や仕事に忙しくて、そんなに家族が顔を突き合わせることはないのでしょう。私は家族と顔を合わせすぎるのです。草むしりが終わったら、そんなことも考えました。ずいぶんと頭が冷えたようです。
午前も午後もやったので、単に草むしりで疲れてしまっただけかもしれません。でも、夫が家にいるときはやたらと草むしりをしているのは、私と同じ理由からなのかもしれません。
最後になりますが、写真は我が家の中庭の春の様子です。草刈り機は我が家の必需品です(使うのは夫)。