財布について

財布 生活

母の形見の財布を使いだしてから、5年が経過しようとしています。色や形が気に入らないと思ったこともありましたが、最近では愛着が湧いてきました。

無惨!長女の財布

以前も財布について記事を書いたことがありましたが(こちらの記事です「母の形見の財布を使っているけれど」)、今回は長女の財布が壊れたので、また財布について気になりだしました。

長女が使っていたのは、がま口の口金がついた長財布です。中国の民芸品のような刺繍が全体に施されていて、値段は3千円ほどだったそうです。3年ほど使ったら、口金が本体から外れて使い物にならなくなりました。取れかかった口金は職場で捨ててきたそうで、私が見せられたのは、本体だけになった哀れな財布の姿でした。

フリーターとはいえ、働いてお金を稼いでいるのだからもう少しよい財布を買った方がよいと長女にいったところ、彼女はこう答えました。

長女
長女

お金を入れるものにお金をかけるのって、なんか納得できない。

これもわからないではありません。外だけのお金をかけて、中身がないのでは仕方がありません。でも、程度問題ですね。

しっかりした財布には、不安がない

長女の財布の選び方はかわいいかどうかなのだそうです。今度はモン族という民族が刺繍をした財布が欲しいといっています。でも、ちょっと使うと口金が壊れてしまう財布には、ウカウカと貴重品を入れていられません(財布に入れるのはお金だけはありません)。お金にもし心があるなら、不安でいられないと思うでしょう。

弟にもらったときは、いろいろと文句をいった財布でしたが、型崩れもしていないし、金具もちゃんと閉まります。どこも壊れていないので、お金を入れるという役割をきちんと果たしています。

ネットで調べたら同じ財布が、5~6千円で販売されていました。ブランド物としてはかなりお得な品物です(KENZOだったと思います)。でも、少なくともお金たちは不安にはならないのではないでしょうか。

いつでも次の財布を探しておこう

財布というのは、人がどんなものを使っているか、ちょっと見せてもらうわけにはいきません。みんな嫌がりますよね。だから、余計にいざ買おうとすると迷ってしまうし、なかなか自分にとってよい財布がどんなものなのかわからないようです。私もいつまでも母の形見ばかりを使っていないで、本当に自分が気に入った財布を持ちたいです。

長い間使っていると、財布は劣化して機能を果たせなくなるので、それまでに焦らずに、でも急いで探したいと思います。そう考えると、財布は消耗品です。いつでも買い換える準備をしておかないといけませんね。長女にも、もっとお金が安心していられる財布を勧めたいと思っています。

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