先月、夫の叔母が心臓の不調で入院していることがわかりました。叔母のことはこのブログにも何度も書いていますが、両親を早く亡くした夫たち兄弟に、親のように親身になって寄り添ってくれた存在です。
タブレット越しでも良いから会いに行く夫
入院を知ってから1ヶ月が経ち、どうしているかと思っていたところ、叔母の息子(夫の従兄弟)から連絡があったのです。叔母はすでに転院しており、現在はリハビリをしているとのことですが、そのリハビリ専門の病院でも、面会は自由にできないと言うことです。
コロナが5類に移行したことで、すっかりコロナ前に戻ったような気がしていましたが、実際にはまた感染者が増えているそうですから、病院としても最善策を取ってくれているのでしょう。
実際に病院に行くと面会のためにタブレットを渡されて、その画面越しに顔を見ることしかできません。来週の月曜日に夫はタブレットで面会をするために、従兄弟とともに病院に行くそうです。
先月、我が家と親戚同然に親しく付き合っていた女性が急に亡くなってしまいました
コロナ禍でお盆やお彼岸にお互を訪ね合うことも減少、夫は女性とちゃんと話をしないままに、2度と会えないことになりました。それがとても心残りだったようで、もう同じ思いはしたくないのだと言います。
私は叔母の力を感じるが
夫の気持ちはよくわかりますが、私には叔母がそれほど悪い状態とは思えません。何しろ、心臓の状態が落ち着いたから、リハビリ専門病院に転院したわけです。叔母は1940年生まれの83歳です。83歳が心臓の不調を乗り越えてリハビリをしているとは、なんと素晴らしい!と私は思うのですが。
叔母はまだまだ生きる力に溢れていると思います。夫などはもう、自由に面会させて欲しいなどと言っていますが(お喋り好きな叔母が可哀想だと言っている)、叔母はまだ自宅に帰れる可能性があります。一時の感情でコロナに感染させて、取り返しのつかないことになったら、その方が叔母にとっては気の毒ではないでしょうか。
それに叔母の家族にしたら、やはりコロナやインフルエンザの感染を恐れているはずです。私も母が入院していたとき、それをとても気にしていました。
これも面会なのか?
まあ、夫が会いに行くことで、叔母の気持ちが明るくなるかもしれないので、夫が叔母に面会するのは私も賛成です。でも、タブレットで面会って、面会のうちに入るのでしょうか?
それならいっそのこと、自宅からタブレットで面会できるシステムを作れば良いのにと思ってしまうのですが、それだとけじめがつかなくなってしまうのかもしれませんね。