手放す辛さを味わうことなく旅立った女性・ご近所に住んでいる女性が突然亡くなりました

この世 離れる 生活

先日、ご近所に住む女性が体調を崩したことで、いろいろと考えたという記事を書きました。

我が家と親戚にあたるため、夫が容体を聞きに行くと言っていましたが、この間の休日、夫は私の実家の墓参りに行くため、聞きに行きませんでした。結果としてそれで良かったのかもしれません。

行かなくて良かった理由

女性は亡くなりました。夫は自宅で家族と最後の時間を過ごしていた女性のジャマをしないで済みました。

7月に脚が浮腫むと訴えたのが最初で、そのうち女性は歩きにくいと言い出したそうです。歩きにくいので整形外科に行ったところ、脊椎間狭窄症かなにかの影響だと診断されたのだそうです(きっと実際に狭窄症だったのでしょう)。

しかし、そのうち息苦しいという症状も出てきて、大きな病院で検査をしたところ、ガンが体内で大きくなり、肺を圧迫していることがわかりました。ガンの原発巣は不明でとうとう最後までわからなかったそうです。脚の浮腫を訴えてから1ヶ月あまりで、病院からはすでにサジを投げられた状態。女性は自宅に帰ってくるしかありませんでした。

女性は最期まで頭はクリアだったようで、自宅で夫と2人の息子さんたちと過ごせることをとても喜んでくれたと、息子さん本人が語ってくれました。モルヒネを使っていたため、痛いと言うこともなく穏やかなときが過ごせたようです。

そして昨日、自宅で夫と息子さんたちに看取られて女性は亡くなりました。私は今日の午後、打ち合わせがあるからと女性の自宅に行ったのです。我が家のある地域では、少し前まで自治会の班の中で葬儀があると、手伝いに行くのが習わしだったのです。

今回は「手伝いは結構です。すべて業者に頼んであります。気持ちがある方はご会葬をお願いします」とのことでした。このご時世、家族葬かと思いましたが、一般葬にしてあるそうです。女性の夫は、馴染みのあるこの地域の人々が、できるだけ多く妻を見送って欲しいと考えたのでしょう。

亡くなり方が母にそっくりで

しかし、多少の違いはありますが、女性の亡くなり方は私の母のそれにそっくりです(最初に整形外科に行ったところとか…)。私の母もあっという間に亡くなってしまい、私はあれこれ余計なことを考えたものです。

なぜ整形外科だけではなく、内科で診察を受けるように言わなかったのか、などと随分長いこと後悔していましたし、母が亡くなった後は、体質も似ているし自分も同じ道をたどるのではないかと考えて、嫌な気持ちになっていたものです。

そのときは、こんな亡くなり方の人が他にもいるとは考えませんでしたが、実際にいるのを目にすると、これからはこんな人がドンドン増えるのではないかと思いました。理由は何なのでしょうか?いろいろと思うことはありますが、実際に言葉にするとかえって怖いような気がして書けません。どうせ書いたところで、私の考えに過ぎませんし…

なんにせよ人は亡くなるときは、あっけないものです。もったいない時間の使い方はしたくない、とは思いますが、私は私の生き方をするしかありません。あまり考えても仕方がないですね。しかし、女性と最後に話したのはいつだったか。もっとちゃんと話をして、教わっておけば良かったこともありました。

今、女性が作ってくれたおはぎとか、オレンジピールなどが思い出されます。よく他人が作ったおはぎやおにぎりが食べられないと言う人がいるようですが、女性が作ったものにその心配は不要でした。買ってきたものに見紛うほどの出来栄えで、いただくときは本当に嬉しかったのが忘れられない思い出になってしまいました。

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