家族で生活していると、どうしても自分以外の家族に何かを依頼することがあるでしょう。例えば先日の私は長女に公共スペースの片付けをするように依頼しましたが、これがうまくいきませんでした。
昨日は夫が買い物に行くけど、何か必要?と聞いてきたので卵を買ってきてくれるよう、依頼をしました。片付けなどと違い、こちらは卵を買ってくるだけなので何か問題が生じるとは思いませんでしたが、問題が生じてしまったのです。
卵を買ってくることで生じた問題とは?
買い物から帰ってきた夫はまず最初にこう言いました。
卵は買ってこなかったよ。だって1パック300円ぐらいするんだもん。
俺はカレーのときも弁当にも卵は要らないし。
卵を忘れたというなら、別に気にしませんが、買ってこなかった理由が私には少々引っかかりました。我が家は夫婦2人の暮らしではありません。娘たちがいます。私は別に卵を夫だけに食べさせるために買ってきてと依頼したわけではないのです。
それなのに、夫は自分は要らない、としか言いません。他の人のことは考えないのだろうかと思ってしまいました。確かに最近の卵は高いと思いますが、どうしても食費を節約したいなら、他に削るところがあるでしょう(お菓子とかアルコールとか)。私は「卵を食べるのはあなただけじゃないんだよ」と言ったところ、夫に散々茶化されてしまいました。卵のことくらいで、そんなに不機嫌にならなくても良いじゃないかと言うのです。
私はそのとき、特に上機嫌ではありませんでしたが、不機嫌でもありませんでした。ただ、なぜ夫が食べ物のことになると自分本位になるのかが不思議であるとともに、明日はやはり自分で買い物に行こう、と考えていました。必要なものは自分で買いに行くのが一番です。
しかし、夫が私を茶化しているのを聞いているうちに、段々本当に不機嫌になっているような気がしてきました。思えば先日長女が泣いてしまったときも、やはり最初のうちは私を茶化しているような言動をしていました。
茶化されると私は不愉快ですが…
私は自分の言ったことを茶化されると言ったことが通じていないか、バカにされていると感じます。その場でふざけている人が、自分の言っていることを真剣に受け止めているとは感じられないからです。
通じていないなら、通じるように伝えようと思うし(あまりにも通じないと怒りを感じますが…)、バカにされているなら、そのことにも怒りを感じるのです。それで、何度も同じことを強い口調で繰り返すこととなり、長女は泣いてしまったのでしょう。
なぜ私が言っていることを長女や夫が茶化すのには理由があるようです。長女はすぐに返事ができない内容のことを言われると、茶化して冗談のようにしてしまいたいと言っていました。自分はすぐに相手の依頼を聞けないが、面と向かってできないと言えないとき、茶化してしまえば場が収まるだろうと思うのでしょう。そしてその場が収まれば、相手の依頼からしばらくは距離を置くことができます。
優しい人は茶化す?
夫も長女も言ってみれば優しい性質なのだと思います。自分が嫌なことはやりたくないし、でもはっきりと相手に断ることもできないのでしょう。今回はそんな優しい人たちの思いを汲み取ってあげられなくて、何だか申し訳ないような気持ちになりました。よく、すぐに大きな声を出す人は困っているのだ、などと言いますが、私はその場を茶化す人は優しいのだと思います。
次からは茶化されたときに余計なことを考えず、夫や娘は今この場を収めようとして必死になっているのだな、と思うことにします。
まあ、私もあまり我慢ばかりしていると、ストレスが溜まるので程々にしようと思っています。長女は公共スペースの私物を撤去すればそれで良いし、夫は卵が高いと思ったら、先にスマホで聞いてくれれば良いのです。それをせずに、その場を茶化すことだけを考えるなど、よほど面倒だと思うのですが…ふざけていないで、真剣に話をした方が早いことってあると思います。
いつもふざけているって、本当はすごく疲れると思うよ~。
次女も夫や長女について、こんなことを言っていました。言い得て妙、だと思います。う~ん、今日はとりわけくだらない内容でしたね。申し訳ありません…