歯医者に行って、健診とクリーニングをしてもらいました。最近は半年に1度行っています。以前は何かトラブルがなければ、歯医者には行きませんでした。わざわざ予約をしなくてはならないのが面倒だったのです。
予約をするのはハードルが高いけど
私はどんなことでも予約をすると、いろいろと考えてしまいます。当日に体調を崩してキャンセルすることになったらどうしよう、朝からバタバタしていて時間に間に合わなかったらどうしようと思ってしまいます。これは次女も同じだそうで、予約をしていると前日から気になって眠れないほどだそうです。
しかし、もう単純に汚れ(口の中は歯石)を溜めておくとろくなことにならないと身にしみているので、家の中だけでなく、自分自身も大掃除するという感覚で予約をして、行ってきました。以前の私はトラブルがあったとき、ついでに口の中のクリーニングをしてもらっていたため、時間がかかり大変でした。
私も痛みを感じて嫌でしたが、クリーニングする側の歯科衛生士さんも手間がかかって大変だったようです。1度では終わらず2度に分けてクリーニングしなくてはならないほど、私の口の中の汚れは手強かったようです。
歯は買い替えが効かないから
例えば換気扇の汚れを溜めると後で厄介なことになるのは目に見えていますが、口の中も同じようなものです。究極、換気扇は汚れを溜めすぎでどうにもならなくなったら、買い替えるという手がありますが、口の中は買い替えられません。
私の母は今でいう歯周病のために40代でほとんど入れ歯になってしまいました。当時は歯周病になるともう駄目だから、歯を抜いて入れ歯にするしかない、という考えの歯医者さんが結構いたようです。入れ歯は一度作ったら終わりではありません。
歯茎は年齢とともに変化するため、入れ歯が合わなくなります。しょっちゅう母は痛みを訴えて、歯医者で入れ歯を作り直していました。痛みがあると、歯ごたえのあるものを噛むのが怖くなるようで、実家ではきんぴらごぼうも切り干し大根の煮物もとても柔らかかったです。
もうあちこち加齢により、くたびれている私ですが、歯は一応すべて揃っていますから、何とかこれからも自分の歯でがんばりたいと思っています。母は生前、私のことを「50近くになっても、全部自分の歯なんて、いいわね~。羨ましい」と繰り返し言っていましたから、私もこれが当然と思わずに、大切にしていきたいです。
段々時間が短くなって、気も楽に
それに定期的に歯医者に行くようになってから、クリーニングにかかる時間が段々と短くなりました。今日も30分程度で受付から会計まですべてが終了してしまったほどです。すぐに終わるようになれば、気も楽になります。これで後半年を安心して暮らせると思えば、どうってことはないような気さえします。
でも、健康診断の方はまだ、全然決めていません。弟に病気が発覚したこともあり、私もちゃんと受けようとは思っているのですが…
体の方の健診が歯の健診とクリーニング並みに、私の生活に組み込まれるまでには、もう少し時間がかかりそうです。