私が毎日のように読んでいる60代女性のブログ「お茶のいっぷく」。モラハラだった夫のもとから逃げ出して、一人で頑張って生活している毎日が綴られています。
夫がたまに電話をしてくるたびに、ブログを書いているmihoさんは心中穏やかではいられない様子です。一体いつまで夫のことで悩むのだろうと、mihoさんは考えることもあったようですが、それは急に終わりを告げます。
別居していても後始末は妻の仕事?
最新の記事には、mihoさんの夫が亡くなったと書いてあります。夫はどうやら孤独死だった模様で、連絡は警察からあったそうです。
mihoさんは夫が離婚に同意してくれなかったため、戸籍上はまだ夫婦のままです。他に親族がいなければ、夫が住んでいた自宅の片付けなどはmihoさんの負担になってしまうのでしょうか。家1件を丸ごと片付けるのは体力的に大変だと思うし、業者に頼めば今度は金銭的な負担が発生します。
自分ならどのようにこの難局を乗り越えるかと考えてみましたが、なかなか良い考えが浮かびません。私の夫はかつて自分の実家の片付けをしましたが、長い期間が必要でした。そのときまだ夫は50代になったばかり。もともと屋外での仕事をしていた夫には体力がありました。
だからこそ、できたことです。
決断は間違っていないと思う
また、mihoさんは夫の遺体の引き取りは拒否したそうです。もちろん、葬儀もしません。mihoさんの夫は無縁仏として葬られることになるでしょう。果たしてこれで良かったのかと悩んでおられるようですが、私はそうするより他はなかっただろうと思います。
これから長い間自分で供養できるならともかく、いずれは自分の子どもに供養を託さなくてはいけないわけです。子どもたちが今はそれで良いと言ったとしても、その子どもたちもいずれ年をとって自分で供養ができなくなるかもしれません。
それなら、今思い切って無縁仏として葬ることを選ぶのは決して間違いではないと思います。それに現在はあえて葬儀をしないことを選ぶ人も増えています。大体亡くなってしまえば、自分には葬儀をするもしないも、無縁仏になるのもわかりません。
今は少し気になるかもしれませんが、いずれ気にならなくなる日が来るのではないでしょうか。
どんな人にもそのときが来る
いろいろな方のブログを読んでいると、どんな方にも必ず大きく人生が動くときがあるのだと思います。小さな日常の積み重ねの先に、結構ドカンと来る出来事が待っています。
自分も決して例外ではなく、大きな出来事に心乱される日が来るのでしょう。しかし、それは自分だけではなく、誰にでもあることです。何とか乗り切って行きたい(生きたい?)と思っています。
そのためにも、これからも私はmihoさんが眼の前の困難を乗り越える姿を、ブログを通して知っていきたいです。きっとmihoさんの姿は多くの人の支えになるはずです。
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