夫は地域のお囃子に参加しています。
昨日はこのお囃子が小学校のバザーに招待されて、子どもたちの前で演奏を披露したそうです。我が家の娘たちが小学生だったのは、随分と昔のことになりました(次女が卒業してからももう、16年経ちます)。
以前は役員がやっている出店のみだった
当時もバザーのときには飲食物を扱う出店が出ていましたが、それはみなPTAの役員をやっている保護者たちで運営されていました。事前に食券を購入しているため、出店は出来上がった食べ物と交換するだけです。つまりは子どもたちにお買い物の雰囲気を味わってもらおうというわけです。
しかし、昨今はそんなことはなくなったようだと、夫が言っていました。地域の肉屋さんが唐揚げなどを売る出店を出していたり、保護者の人たち向けにアロマ関連のグッズを扱う出店が出ていたそうです。
保護者だけで出店を出していたときは、なるべく原価を安くするようにPTA本部から求められました。バザーで出た利益はすべて子どもたちのために寄付するからです。寄付する金額は多ければ多いほど良かったのでしょう。
ただ、普通の保護者だと何を買うにしても、近所のスーパーです。仕入れ値を安く抑えると言っても、たかが知れており、そんなに多くの利益を出せません。
バザーは11月に開催されるのにもかかわらず、夏休み中に最低スーパーを5店舗は回って、一番安い店で買うように、などと言われました。これにはため息が出ました。これではまるで仕事です(それなのに無報酬)。
子どもたちのために寄付をするのは素晴らしいことですが、そこまで強いられなくてはならないのか…と思うと、役員をやりたがる人などいないはずだと納得できたのです。
外部の出店は良いと思う
ですから、外部から出店を呼ぶのはとても良い考えだと思います。出店料などを徴収すればある程度の収入も得られ、子どもたちのための寄付額も確保できるのではないでしょうか。利用する方も、外部からの出店はお祭り気分になって楽しいと思います。
もしかすると、もう以前のように保護者ですべての出店を賄えるほど、PTA役員の人数がいないのかもしれませんね。役員が減っても子どもたちを楽しませたい、と考えた苦肉の策なのでしょうか。
子どもの数が減ったと言われて久しいですが、地元の人たちに盛り上げてもらえるわけですから、今の状態もなかなか良いのだと思います。
でも、私は…
実はアロマ関連の出店を運営していたのは私の遠縁にあたる女性でした。夫によると私の知り合いも何人かいたそうです。
みんな楽しそうでいいな、と思わないでもありませんが、現役時代のバザーに良い思い出がないことが影響しており(終わるとぐったりしていた)、今後機会があっても行かないだろうなと思います。
私は洗濯物を取り込むときに、うっすら聞こえていたお囃子を聞いて『ああ、やっているな』と思いました。私がバザーを感じるのはそれくらいでちょうど良いのかもしれません。秋っていう感じです。
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