ちょっといけない気もするが、引きこもりの人のブログに次女の姿を重ねてしまう

ブログ好き

我が家には引きこもりの次女がいて、現在26歳です。家族なので話はするのですが、そんなに深い話はしない感じです。なぜ、引きこもっているのか、いつまで引きこもっているのかそんなことは話しません。表面上、トラブルなくやっていますが、実は一皮むけばどうなるかわからない危うさがあります。

そんな状態で何年もやってきましたが、先日このブログを見つけて、勝手に次女が書いたような気がする、などと思っています。

なすみさんの行動が次女に似ている

このブログを書いている方、なすみさんは次女とは年齢がちがい、現在アラフォーだそうです。もともと看護師さんをやっておられたようですが、退職して現在は無職、引きこもりの生活をしています。そこのところはかつての自分を見ているようで、勝手に親しみも感じています。

なすみさんが次女みたいだなと思う点はたくさんあります。まずはシャワーを浴びるのが面倒だと感じているところです。以前はお風呂に入らない日があるなんて考えられなかったなすみさんですが、引きこもり生活を送るようになってからは、せいぜい4日に1度シャワーを浴びる程度になったということです。

今の次女もまったく同じ状態ですが、次女は引きこもりになる前から風呂が面倒だとよく文句を言っていました。風呂に入ると疲れるそうです。これは引きこもりの人にはよくあることなのでしょうか。確かに引きこもっている人が毎日風呂に入って身だしなみに気を使うというのも考えにくいですが…

また、ストレスを感じやすい点も次女と似通っています。魚の骨が喉に刺さった後、いつまでも違和感が残っている話などは、読んでいると勝手に頭の中で次女の話として再生されてしまいます。実際に次女の喉に魚の骨が刺さったわけではありませんが、次女も身体にどこかに違和感を覚えると、それがなかなか解消されません。

かと言って医者に行くのもハードルが高いそうで、一人で八方塞がりの状態に陥ってしまいます。すでに次女は歯医者の診察も数回キャンセルしていて、治療が途中で止まっています。削っただけの虫歯はどうなるのか、とも思いますが、結局は自分でどうにかするしかないと思います。

ブログを読んでいると次女のことがわかる気がする

なすみさんのブログを読んでいると、次女の頭の中を覗いているようで、私には理解できない次女の行動が理解できるような気がします。理解というと言い過ぎですが、『へぇ~、そうなんだ』と納得できるのです。なすみさんと我が家の次女はまったく別の人間ですから、同一視するのは危険ですし、なすみさんも次女も不愉快かもしれません。

それでも、次女はこんなことを考えているのかもしれないな、と思えるのは私にとっては貴重な時間です。まあ、そう思ったとしてもそれが私の次女に対する態度に反映するとも思えませんが、実際にもう数日なすみさんのブログを読みつづけています。

なすみさんのお母さんはすでに亡くなっているとのことです。私が死んだ後も次女は引きこもっているのかな…と考えながら、ブログを読むのは何ともいえない気持ちですが、まだ当分は読み続けると思います。

最近は住まいの外壁の修繕工事の最中らしく、常に家の外に誰かがいるのがなすみさんのストレスになっているようです。しかし私にも経験がありますが、これは特に引きこもりでなくてもストレスになります。集合住宅(実家がそうでした)では否応なしに工事が始まりますから、終わるまでは大変です。

防犯面にも注意したほうが良いですよ。作業員の服装をした空き巣なども増えるといいますから。

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