この数日、夫の心臓のことでいろいろと心配していましたが、我が家の次女も常にどこかの不調を訴えています。いわゆる不定愁訴というものですが、特に年末年始にかけて新型コロナに感染してから訴えが強くなったような気がしました。
そこで次女の身体が回復した1月の中旬に、私と夫が普段からお世話になっている内科の医院に次女を連れていき、血液検査を受けさせたのです。私としては、次女の症状が何となく私に似ていることから、次女も甲状腺にトラブルを抱えているのではないかと考えました。
次女は貧血だった
一昨日(夫が心臓の検査で病院に行った日)に、次女も血液検査の結果を聞きに医院に出かけ、貧血が判明したのです。先日、私の一言で長女が泣いてしまったことを記事にして、そのときにコメントを頂いていましたが、その内容は我が家の食事には鉄分とタンパク質が足りていないというものでした。
長女と次女の訴えることからも(不眠とかイライラ)、もしかすると隠れ貧血(体内の貯蔵鉄を使ってしまうため、体内の赤血球の値は基準値に収まっているが、貧血のような症状が出る・最近NHKの情報番組で取り上げられていたので気になっていました)ではないかとは思っていました。特に次女はやたらと氷を食べる癖があり、そこからも貧血を疑わしく思っていたのです。
ただ、受け取った検査結果によると隠れどころではなく、次女はしっかりとした貧血でした。赤血球の値は基準値以下で、私が妊娠していたときよりも低くて驚きました。早速鉄剤が処方されることになり、医師からも他の薬はともかく、鉄剤は頑張って飲んで下さいと念を押されたのです。
私は頂いたコメントに納得する気持ちとともに、反発する気持ちがありました。栄養素が足りないと言われるのは、自分が今まで作ってきた食事を否定されるような気がしたからです。しかし、やはりコメントの通り、次女に鉄分が足りなかったことが判明しました。
甲状腺にもトラブルが?
また、次女は甲状腺刺激ホルモン(甲状腺ホルモンを出すように促す役目がある)の値が基準より低く(甲状腺機能亢進症の人がこうなります。橋本病の私は逆に甲状腺刺激ホルモンの値が基準値より高くなっていました)、再検査をする必要があると言われたそうです。今のところ甲状腺ホルモンそのものは基準内に収まっていますが、もし甲状腺機能亢進症の場合は、専門医の診察を受ける必要があると言われてしまいました。
甲状腺のことはもう一度血液検査をしてから考えるとして、次女にはまず貧血と向き合って欲しいです。ちょっと私としては落ち込んでしまいそうですが(まだ言ってる…)、不調の原因が一つでもわかったことは前進だと捉えたいです。
長女も検査を受けて欲しい
かくなる上は長女にも血液検査を受けて欲しいと思っています。夫は「若いうちから、医者ばっかり!薬漬けだ~」などと言っていますが、生理がある若い女性は貧血というリスクが付き物のようにも思えます。長女も若いとはいえ、30歳を越えました。それでもアルバイトのため、定期的な健康診断は行われません。学校を卒業してから、目立った病気はしていないため、ずっとノーチェックの状態です。一度検査を受けて、自分が今どんな状態なのかを知ることは決して無駄ではないでしょう。
甲状腺ホルモンも貧血も精神状態にまで影響を及ぼします。精神状態(長女の不安定なところや次女が引きこもって外に出られないことなど)のことは、本人の問題にしてしまいがちですが、もしかすると病気が隠れているのかもしれないし、それが治れば多少は改善するかもしれません。それなら家族間のトラブルは今よりもずっと少なくなるはずです。
病気やトラブルが発覚することは、私にとってはショックなことでもあり、今までを反省させられることでもありますが、少しだけ未来への希望にもなりうることなのかな、と思っています。頂いたコメントに不思議な縁を感じましたが、考えてみれば次女に血液検査を受けさせたのは、コメントを頂く前のことでした。自分が気になることは、向こうの方から近づいてきてくれるものなのかもしれません。