無理やり次女をメンタルクリニックに連れて行った結果・良かったのかどうかわからない

庭のユキヤナギ 家族

昨日メンタルクリニックに行ってきました。半分無理やりだったと思います。10日以上お風呂に入っていない、午後3時まで寝ていてボケーとしていて、飲まず食わずの次女をそのまま車に乗せて行ったのです。

ちょっと気が晴れたと思ったけど

次女の気分の揺れについては、気分障害でしょう、と言われました。発達障害で生きにくさを感じている人にはよくあることで、ほんのちょっとしたことにイライラして爆発することがあるかと思えば、そんな自分に落ち込んでしまうのです、という医師の説明にそのまま次女の姿を思い浮かべました。

次女も良い格好をしたかっただけかもしれないけれど、医師の説明にはうなずいていたし、ちゃんと聞かれたことにも答えていて、その姿を見ていると私も少し気が晴れるような思いをしました。気分障害についても、弱い抗うつ剤を処方されました。こちらの心配を見透かすように、医師は説明を続けました。

弱い薬ですから心配は要りませんよ。最初のうち気持ち悪くなる人もいますが、それは薬が効いている証拠です。続けて飲んでみてください。

家に帰ったらまた元通り

メンタルクリニックから帰宅すると、夫がすで仕事から帰っており、どうだった?と聞いてくるので、今書いたことをそのまま伝えましたが、夫はこんなことを言い出しました。

嫌だったら薬は飲まなくていいよ。身体の病気ならまだしも、心が薬でどうにかできるわけないんだから。

夫の言葉を聞いていると、何だか自分のしていることが、とてもムダなのではないかと思えてきました。私は嫌がる次女を無理やり医師に診察させて、身体にどんな影響があるかもわからない危険な薬物を飲ませようとしているだけなのか…と考えてしまいました。私は本来夕食の支度をしなくてはならない夕方に家を留守にして、次女のためにならないことをしているなら、ムダを通り越して害悪だと言うこともできます。

次女の気分障害が気になるのも、単に私が嫌なだけかもしれない、私は自分だけがかわいい勝手な人間なのかもしれないとまで思えてきて、医師と話している次女を見て気が晴れたのも帳消しになってしまいました。

自分だけでなく夫のことも嫌になった

夫はすぐに薬は良くないと言いますが、本当に自分が苦しいとき、そんなことを言っていられないのはわかっていると思います。足の指をケガで切断することになったとき、夫は切断後の鎮痛剤を拒否、一晩我慢したという逸話の持ち主です。しかし、先日尿路結石になったときは救急車を呼べと騒ぎ、効果の高い鎮痛剤の座薬を使ったのです。

足の指の切断の痛みは我慢できましたが、尿路結石は我慢できなかったということです。誰だって薬の力を借りたいときがあるのをどうして夫はわかってくれないのか、と考えると自分で自分が嫌になるのと同じくらい夫のことも嫌になってしまいました。

夫は次女のことを自分で気がついて何とかしなくては仕方がないんだ、と言っています。それはその通りですが、なるべく早く動き出すことに越したことはないと私は思っています。私のやることがなにかのきっかけになれば、と思っていましたが、私は先走りしすぎたのでしょうか。

とりあえず昨夜次女は久しぶりに風呂に入っていました。それだけでも、出かけて良かったです。もう、河川敷には桜が咲いていて、すごくキレイでした。どんな状況だって桜は変わらずキレイです。なんとなくホッとした気分だったのに…私も気分障害の範疇に入っているのか、と思うと心配です。でも、少し落ち着いてこれからも通院を続けるか考えます。

写真は庭のユキヤナギです。今年もよく咲きました。レンギョウが押され気味です。

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