お骨

タブー

あれこれとブログを読んでいて、BSで放映している「ウチ断舎離しました」についての記事(こちらの記事です「ウチ断舎離しましたスペシャル、未亡人の再出発!8年越しの恋文」)を読みました。

この番組は断捨離と言う言葉の提唱者であるやましたひでこさんが普通の家の断捨離を進める道筋を付けてくれるという内容で、私と同年代の人にはとても人気があるようです。

遺骨には思いが募る?

番組の内容は夫をがんで亡くした妻が、セルフネグレクト状態になっていたのを断舎離することで、立ち直っていくということでした。

この妻は夫の遺骨をすべてお墓に納めずに1部を手元に残して、自分で供養していると言う事でした。

ブログの記事を書いた貯め代さんは、この状態について、かつて遺骨をきちんとお墓に納めないのは、亡くなった人が成仏できないから良くないと夫の兄に言われたことがあると書いていました。

私にも同じ経験が

実は私も同じようなことを思った経験があるのです。私の伯父(父の兄)は妻に先立たれて、とても悲しみ、いつまでも遺骨を手元に置いておこうとしました。

四十九日法要が終わり、一周忌が近づいても、お墓がすでにあるにも関わらず、遺骨を手放したくない、寂しいと伯父は言っていました。

伯父には息子と娘がいて、2人が一生懸命に早くお墓に入れてあげようと説得しました。そのときは3人でお寿司を食べ、思い出話もたくさんしたそうで(なんと私のことも話題に登ったそうです)、結果、一周忌には必ず納骨すると伯父は約束したそうです。

息子と娘は安心してそれぞれの家に帰宅しましたが、そのわずか1日後に警察から伯父が亡くなったと連絡がありました。どうやら2人が帰った直後に伯父は嘔吐したようです。

酒を飲んで酔っていた伯父は吐いたものを詰まらせて、窒息して亡くなったようでした。一人暮らしで自宅で亡くなったために、警察沙汰になってしまったのです。

あるべき場所にあった方が良い

こんな亡くなり方をすると、残された人はどう思うでしょうか。もっと早く納骨しておけば良かったと後悔してしまうかもしれません。

周りに要らぬ心配をさせないためにも、伯父は納骨をしたくないなどとは言わないほうが良かった気がします。

しかしこれはまだ私が配偶者を亡くしたころがないから思うことなのかもしれません。父が亡くなったとき、母はまだ60代でしたが、弟によると納骨するまでは毎晩父のお骨に話しかけていたそうです。

たまには骨壷を開けて中をじ~っと見つめていて怖かったと言っていました。実際に母も私にこんなことを言っていました。

夜中に静かになると、骨壷からかさっと音がすることがあるのよ。まだ、お父さんがそばにいる気がするわ。

わたしは2つの経験から、物はすべてあるべき場所にあった方が良いと感じました。あるべき場所がわからなくなってしまう状態は、家の中が散らかるだけでなく、心の中にも何か起きているのだと思います。

あるべき場所に納めると、心が整う?

先程のBS番組に登場した女性は悲しみのあまり、すべての物のあるべき場所がわからなくなってしまったのだと思います。だから抜け出すきっかけとして、番組に出演する必要があったのではないでしょうか。

誰でもがらんどうのような部屋に住む必要はないし、思い出の物を持っていても良いと思いますが、あるべき場所(お骨がどこにあるべきかは、人によって違うと思います。お骨がどこにあっても、自分が前向きに暮らしていけるなら、それが正解です)が自分でわかる精神状態なら、むやみに散らからずに快適に暮らせるような気がします。

私の母も納骨を済ませてからは、自分なりに父の衣類なども処分して、それなりの秩序の中で暮らせるようになりました。

断捨離には物を減らすというだけでなく、あるべき場所に物を納める、戻してあげるという側面もあり、心を整える効果もあるようです。断捨離の番組のこととお骨のこと、2つを並べるのは乱暴でしょうか。

私には深いつながりがあるように思えるのです。

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