ブログを始めて今年の8月でまる3年になります。ブログ自体は何とか続けてきましたが、いくつか挫折したことがあります。世の中のブロガーさんが、自分のブログのためにしていることが私にはできませんでしたので、ここで白状します。
以前グーグルアドセンスに合格した後、他にもアフェリエイトに挑戦しようとしたことがありました。
広告を自分のブログ内に掲載して、ブログの読者が広告の製品を購入したら報酬が手に入り、稼げる仕組みをアフェリエイトと呼んでいるそうです。ブログで収益をあげている人はいくつかのアフェリエイトサイトに登録しているという記事を読んで、なるほどと思ったわけです。
ブログ上級者はいくつかのサービスを併用している、気がした
グーグルアドセンスは自動的に広告が次から次へと変わっていくため、多くの人の気を引く反面、自分がこれと思った商品を宣伝するわけではありません。多くの人の気を引けることは、結局誰の決め手にもならないのではないかと思いました。
それに何か自分が気に入ったものを紹介するとき、自分で撮影した写真を使うのも良いですが、広告を貼れれば、プロの撮影した商品写真を使うこともできるのではないかと思ったのです。これなら自分が撮影した写真で雰囲気を損なうこともなく、一石二鳥です。
そう思ったらすぐにあるサイトに登録して、アフェリエイトを始めました。そのサイトは今でもアフェリエイトで検索をするとすぐ上の方に出てくるため、使っている人も多いのだと思います。確か審査もあって、1日くらいは待たされたと思います。
審査に合格して意気揚々と始めたのは良かったのですが、アフェリエイトというのは私にとって思いの外面倒でした。貼りたいと思う商品がある企業を選び、自分で貼る広告の種類を選んで作成して、記事内に貼る一連の過程が面倒でたまりませんでした。
思うようにはいかなかった…
これにも慣れがあるのでしょうが、記事ができて後は広告を貼って公開するだけというときに、なかなか思ったように広告が貼れないと本当にイライラしました。下手をすると記事を書くよりも広告に費やす時間の方が長くなりそうでした。
それに私が紹介したかったのは本当にちょっとしたもの（食器洗い用のスポンジとか、洗っても破れないキッチンペーパーとか）でした。悪戦苦闘するうちに、わざわざ広告を貼る意味がないように思えてきました。そのうちにただ登録しているだけになり、通知が来るのも虚しくなってそのサイトは退会しました。
正しくてもできないことがある
ブログを運営していく上で私が挫折したのはそれだけではありません。多くの人が求めているキーワードを選んで記事を書くというのも、私にはできませんでした。結局私はその日私の頭に浮かんだことを記事にしています。
世の中にはキーワードを分析するツールがいくつも存在しており、それを使って適切なキーワードを選んで記事を制作した方が多くの人に読んでもらえる可能性が高くなります。
多くの人に読んでもらえれば広告をクリックしてもらえる可能性も高くなります。ブログを運営する以上、誰でも1人でも多くの人に記事を読んで欲しいと思っているはずです。だから多くの人がブログ村などのランキングに参加して順位争いをするのでしょう。多くの人に読んでもらえて、広告で収入が得られるならこんなに素晴らしいことはないと私も思っていました。
適切なキーワードを選び、広告を貼ったブログはブログとして正しいと思っていたのです。しかし、いくら正しいと思っていてもできることとできないことがありました。いくら正しくても身につかないことはこの世にいくらでもあるでしょう。私の場合はたまたま、それがブログに関することだったのです。
これからも多分このまま
それで私のブログはやたらと競争相手が多い、主婦の雑記ブログとして出発し、今でもそれはかわりません。雑記ブログなので役立つ情報は載せていないし、今や商品をおすすめすることもありません。もともと孤独な生活だったので、楽しい体験も載っていないのです。
それならいっそ日記として割り切ったら、とも思いますが、少しでも誰かの目に触れるブログの方が毎日更新する気になります。普通に生活していると、自分が書きたいことを書きたいように書いて、誰かに読んでもらえる機会はなかなかありませんでした。いくら私のブログの読者が少ないと言っても、知り合いよりも遥かに多くの人が記事を読んでくれます。自分のブログが書けるというのは、貴重な機会を独り占めしていることになります。
グーグルアドセンスの方は、すぐに自己クリックをしただろうとお叱りを受けて停止されるため、もうずいぶん前から広告が一切出ないブラウザを使っています。
そのため、私は自分のブログにどんな広告が掲載されているのかもほとんど知りません。多分これからも広告とは無縁なまま、私はやっていくと思います。
ブログにまつわる様々なことがわからなくても、できなくても文章を書くことに差し障りはないということを身をもって示そうではないか、と思っています。これって強がりですかね？
よろしくお願いします。
